2010年6月5日号
   
 

  

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焦  点 「鳩山首相が辞任」
 
 
 普天間基地問題による社民党政権離脱で揺れた鳩山由紀夫首相が6月2日、辞任を表明した。政治主導をめざし、自らタクトを執った8カ月間だったが、自民党が積み残した負の遺産を解決するまでもなく、志半ばでの辞任劇となった。鳩山首相は両院議員総会で、「国民のための予算を作れたことを誇りに思う」子ども手当、農業の戸別所得補償制度など新たな政策の実現に胸を張った。しかし、普天間基地問題や政治とカネの問題に対するマスコミの執拗な糾弾から「国民の皆さんが民主党の訴えに聞く耳を持たなくなったことは私の不徳の致すところ」と述べ、無念さを滲ませた。小沢幹事長にも首相自ら辞任を要請したという。




農林抄(論説)農林抄一覧
 
   「真のエコエネルギーを考えよう」
       母と子の健康を守る会代表 能勢千鶴子
 
 
 わが国の原子力発電所は10年1月現在で57基が稼働し、わが国の電力供給のおよそ3割を占めています。さらに、現在建設中や計画中のものがすべてが完成すると合計68基となり、総出力量は6815万キロワットと、今よりも4割も出力量がアップします。電力の消費地である大都市が河川の堆積平野にあるため、原子力発電所は堅固な地盤や原子炉のタービンを冷やすために広い敷地を確保できる海沿いの人口の少ない地域に造られています。しかし、中越地震による柏崎原子力発電所を国際調査団が調べた結果、故障や不備等の数は1200カ所に及び、そのほかの原子力発電所もかなり老朽化しています。・・・続きは本誌で
 
 



解説 2009年度「水産白書」水産 
 
   「水産業の6次産業化へ『温故知新』」
 
     4POINT解説
      交通の要だった海村
      漁業・漁村に求められるもの
      諸外国の過剰漁獲への対応
      回転すし5皿で自給率1%UP

     
読み切り
 
特集 「里山再生・活用で農山漁村が躍動」<5>季刊特集森林・林業 
 
   「原木栽培しいたけを通じた里山保全の取組み」
       パルシステム生活協同組合連合会食料農業政策室長 高橋宏通
 
      産直を中心に商品、情報を届けるパルシステム
      25年にわたって守り、育ててきた原木栽培しいたけ
      生産者1人が必要な原木は東京ドーム130個分
      1万本から開始し将来は10万本規模をめざして
      生産者と消費者、さらに生産者同士が顔の見える関係へ

     
読み切り
 
トピックス「口蹄疫対策特別措置法が全会一致で成立」農業政策畜産 
 
   「里経済的損失は国が補償」
 
      費用負担のあり方示す
      経営・生活再建を支援

     
読み切り
 
解説「農業新技術2010」<2>技術 
 
      ナシが3年で1d収穫可能に
 
農林水産ニュース&解説
 
 経営・構造
    全国農業委員会会長大会が「食料・農業・農村基本計画実現のための政策提案」を決議(5/27)
 
米麦・水田
    農業生物資源研究所が「コシヒカリ」の全ゲノム塩基配列解読に成功、日本のコメ起源が明らかに
 
畜   産
    日本酪農乳業協会が10年度第2四半期(4〜9月)生乳生産量1・2%減と見通す(5/20)
 
畑作・果樹
    全農が10肥料年度単肥の硫安と尿素を値上げ、その他の単肥・複合肥料は最大約30%の値下げ
 
農協・経済
    第2回ASEAN+3食料安全保障の協力戦略に関するラウンドテーブル会合ひらく(5/20〜21)
 
食品・安全
    日本冷凍食品協会調査で「中国産」に対する消費者不信感が薄れ明らかに
 
環境・技術
    農業生物資源研究所がチョウ目昆虫とカイコの遺伝子が類似していることを明らかに(5/21)
 
林   野
    政府の行政刷新会議が林林業振興会、日本森林技術協会が委託事業を事業仕分け(5/21)
 
水   産
    水産庁が大中型まき網漁業の集魚装置を使用した操業の一定期間禁止など省令一部改正(5/21)