2009年10月25日号
   
 

  

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焦点「マニフェスト予算丸乗せ!?」
政府は10月16日、新たな10年度概算要求額を過去最大規模の95兆380億円に上ると発表した。子ども手当や公立高校無償化などマニフェスト実行予算として6兆9000億円が計上された。「要求大臣ではなく、査定大臣として」強く臨んだ予算削減は1兆3100億円分にとどまった。このため、概算要求は今年度予算を6兆4900億円上回り、マニフェスト実行予算が丸々積まれた格好だ。さらに、金額を明示しない「事項要求」も多く、実質的な要求額はもっと膨らんでいる。藤井財務相は事項要求について「断固査定し、ほとんど実現できない」との考えを示した。事項要求の予算化を求め、恒例の「復活折衝」があるのか?


農林抄「民主党新政権と消費者の権利」
農林抄一覧
食の安全・監視市民委員会代表、弁護士 神山美智子
<書き出し> 私が民主党政権に期待したいのは、消費者基本法と食品安全基本法の改正です。基本理念として尊重するだけの消費者の権利を実体的権利に格上げすること、食品安全基本法の中に食品の安全に関する消費者の権利を明文化することです。消費者庁ができて、食品表示がすべて消費者庁の所管になりました。こうした法律の中には国民の申出制度がある法律とない法律が混じっています。家庭用品品質表示法、JAS法などの現行法でも消費者が申出をすると、所管の大臣が調査をし、しかるべき措置をとることが義務付けられています。これを全部まとめて、国民の申出制度を作るべきです。各地の消費生活条例などにはあるのに、国の法律にないという遅れた実態にあります。こうした申出に対し大臣が調査も措置もとらないときは、義務付け訴訟を起こせるとか、エコナのように、本来許可してはならないものを許可した場合など、誰でもその許可の取消を求めることができるような行政手続の法律、行政訴訟の法律改正も必要です。・・・


特集「地球温暖化による我が国農業の行方と農水省調査レポート」
季刊特集政策
「地域風土に基づく農業構造を一変」
・食料安全保障から温暖化論じよ
・CO2濃度上昇で肥料効果
・国内農業の温暖化の影響顕著に
・果樹農業は品種開発が鍵
読み切り

解説「08年地球温暖化影響調査レポート」
〔米麦〕全国で白未熟粒発生
〔豆類・イモ類〕生育障害や病害虫の発生多い
〔工芸作物〕茶で冬季の高温で萌芽期前進化
〔果樹〕着色不良や日焼け果が発生
〔野菜〕果実の小玉化や結球異常が発生


特集「地球温暖化による我が国農業の行方」<8>
季刊特集
「地球温暖化が水稲生産に与える影響と適応技術開発の展望」
石川県立大学准教授 中川博視
・はじめに
・移植日と品種の変更の効果
・開花期の高温抵抗性品種の開発
読み切り


農林水産省版
修復データーのため、農林水産省版は掲載しておりません。本誌をご覧ください