2002年10月15日号
 

  

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農林抄 (論説/水産資源回復への提言)
 
   「マイワシ資源の管理方法を考える」
       21世紀の水産を考える会代表理事 河井智康
 
 マイワシの漁況と資源 1988年に史上最高の約450万トン獲れたマイワシが、最近は数十万トンしか獲れなくなった。とりわけ対馬暖流域での漁獲は1000トン台(2001年)にまで激減し、西海区水産研究所では、今後マイワシを専獲することは避け、混獲のみにすべきだという方策を示した。このマイワシ資源の減少要因については諸説あるが、減少としては88〜90年頃のマイワシの稚仔時代における生き残りの悪さが引き金となったことが確認されている。・・・



特 集 「米改革・水田農業振興戦略」<7> 
 
 〜有機稲作拡大めざした米改革・水田農業振興戦略〜
 
   「水田農業の確立へ向けた政策転換」<3>  (季刊特集
      〜有機稲作への転換による水田農業の確立〜
       山形大学農学部教授 楠本雅弘
 
      有機稲作への取組みの現段階
      有機稲作は急テンポで増加
      有機稲作普及への社会的制約条件
      付表・有機稲作への取組みの類型

     
おわり
 
 〜構造改革めざした米改革・水田農業振興戦略〜
 
   「米政策の総合的・抜本的見直し」<3>  (季刊特集
       藤澤流通・マーケティング研究所代表 藤澤研二
 
      徹底した土づくりと品質管理
      需用者起点のマーケティングを
      需要対応水田は200〜220万ヘクタール
      米有望な中・外食向け低コスト米づくり

     
おわり
 
インタビュー 「私の農業セーフティネット論」<1>
 
   「セーフティネットと市場ルール」  (農業・農政改革
       慶應義塾大学経済学部教授 金子 勝
 
      農業の新しい価値は「食の安全」と「環境」
      新しいセーフティネット「直接所得補償」の隘路
      付加価値を評価できる市場の仕組みを
      消費者意識を「安全価値」に変えよ
      市場が変化したとき直接所得補償が生きてくる

     
つづく
 

農林水産トップニュース

 
 総 合
    <大島新農相就任会見> 武部農政改革路線を継承するが、「関係者と話し合う」を再三強調(9/30)
 金融・農協
    農林中金が信農連との統合条件を緩和、合併構想実現前でも統合可能に
 構造改善
    農地法検討会が論点整理議論で、未利用地の貸借促進課税や転用期待排除へ完全転用禁止の意見(10/3)
 
農産園芸
    全中が大島農相に無登録農薬再発防止で法整備を要請。輸入薬剤に登録義務化も求める(10/3)
 畜 産
    農水省が2004年度までの飼料政策工程表を発表、4つの「安」を実現する供給体制確立へ(10/2)
 食品流通
    ファーストリテイリング社(ユニクロ)が食品事業子会社を設立、初年度売上高16億円めざす(10/3)
 食 糧
    2003年度麦農家手取額が最高105円アップの1万698円。麦経資金49円下げ、品質分析対策19円上積み
 
林 野
    地球環境保全と森林懇談会が最終報告で地球温暖化防止策に貢献する今後の森林整備の在り方を示す(9/26)
 水 産
    水産庁が魚介類のダイオキシン調査、可食部分1グラム中に平均0.748ピコグラムで健康に影響なし