〔週刊農林26年2月25日号〕新たな土地改良長期計画の展望5、2025年農林水産物・食品輸出



2026年2月25日号
 


 

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  焦 点 果樹の温暖化被害を予測
 
 農研機構は、気象データに加え、果樹の種類や発育状況を考慮することで、温暖化による着色不良、日焼け、晩霜害等の被害発生を高い精度で予測するシステムを開発した。現在ある適応策はいずれも事前に講じておく必要があるため、多くの労力やコストがかかる。開発したシステムは、気象情報や果樹の発育状況に基づき、主要果樹における着色不良、日焼け、晩霜害など温暖化被害が、いつ、どこで発生するかを予測できる。例えば、ブドウでは収穫期の1カ月以上前に着色不良の発生が予測できるため、適時に適切な適応策が実施できる。逆に、被害が発生しないと予測されれば、必要以上の対策の実施を回避することができ、省力化につながる。
 
  農林抄(論説)    著者リスト
 
   青果物フードシステムの革新〈1〉
       千葉大学名誉教授 斎藤 修
 
 
 1.市場価格の高騰と契約システム
 本稿は斎藤修『青果物のフードシステムと産地・企業の戦略』(筑波書房、2025)の4部13章編成の中から今後重要な論点となる3つの視点から分析する。気候変動は特に産地の交代期の市場価格の高騰をもたらし、これまでの契約取引の継続がしにくくなった。・・・続きは本誌で
 
     つづく
 
  新たな土地改良長期計画を展望する〈5〉   (季刊特集著者リスト
 
   新たな土地改良長期計画から今後の土地改良事業のあり方を展望する〈2〉
       総合地球環境学研究所特任教授 荘林幹太郎
 
      不確実性時代の農地整備―整備水準と負担をどのように考えるべきか?
      生産性向上を支えてきた農地整備の役割
      不確実性のもとで問われる農地整備の優先順位
      整備水準と費用負担の境界線

     
つづく
 
   食と暮らしを支える水と土の未来のために〈3〉
       食と暮らしを支える水と土の未来のために〈3〉
 
      政策課題3:増大する災害リスクに対応するための農業・農村の強靱化
      政策課題4:農村の価値や魅力の創出
      大規模自然災害への対応
      計画の円滑かつ効果的な実施に当たって必要な事項
      おわりに

     
おわり
 
  クボタ 女性農業者が直面する課題
 
   農業者としてのキャリアに自信ない
 
      自分らしく暮らせているか?
      農業女性が輝いてこそ
 
  地球温暖化に打ち勝つ〈4〉
 
   小麦は生育期間短縮で減収懸念
    〜土地利用型作物の温暖化影響とA評価適応策〜
 
      根菜類も温暖化の影響受ける
      気候変動に適応した営農技術
      優良品種の選定に時間がかかる
      将来予測はデメリットが大きい

     
つづく
 
  2025年農林水産物・食品輸出実績
 
   13年連続で過去最高を更新
 
      米国は年間14%増も12月は減速
      緑茶98%増、ホタテ貝30%増
      主な農林水産物輸出実績
 
  農林水産関係予算の主な事業〈4〉
 
 
〔農地集積・集約の取組み加速化〕
農業経営・就農支援体制整備推進事業/農地中間管理機構の機能強化と担い手への農地の集約化の推進/農業委員会による農地利用の最適化の推進/新規就農者育成総合対策/雇用就農の総合的な推進/外国人材受入総合支援事業/女性が変える未来の農業推進事業
 
     つづく
 
  農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 農水省が系統金融検査マニュアルを使いやすくするため全面改定

 〔畜 産〕 Jミルクが26年度の生乳生産量を1・8%減と3年ぶり減少と見通す

 〔米麦・食品〕 農水省がスギ花粉症米実用化研究で被験者募集し、臨床試験の実施を公募

 〔畑作・果樹〕 食料・農業・農村政策審議会部会が有機農業推進基本方針見直しで論点整理

 〔林 野〕 林野庁がFIT等制度の合法性証明の変更を受け、発電利用ガイドラインを改訂

 〔水 産〕 東北大学らが赤潮原因プランクトン「カレニア・ミキモトイ」の天敵を世界初の発見