〔週刊農林25年11月5日号〕協同農業普及事業の強化と期待8、新たな土地改良長期計画1



2025年11月5日号
 


 

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 焦 点 品種育成が果たす小麦収量向上
 
 国内産小麦の収量の伸び率は世界平均収量と比較して小さく、過去28年間ほとんど収量が向上していない地方もある。そこで、道総研らの研究チームは、品種変遷、気象要因、栽培法が国産小麦の収量向上にどのように貢献したかを収量向上が大きい北海道と愛知県を対象に解析した。この結果、北海道では「きたほなみ」が、愛知県では「きぬあかり」が、小麦収量を約2割向上させていたことが分かった。収量向上へは品種育成の貢献が大きいことから、研究チームは、長期的な展望による育種研究の強化や幅広い遺伝資源の利用、効率的な選抜技術開発、全国および地方レベルでの育種体制の維持・発展が重要であることを示唆した。
 
 農林抄(論説)    著者リスト
 
   完全養殖によるウナギ稚魚生産
       近畿大学水産研究所/三栄源エフ・エフ・アイ
 
 
 近畿大学水産研究所と三栄源エフ・エフ・アイはニホンウナギ(以下:ウナギ)の仔魚用飼料の共同開発において、鶏卵黄を含まないオリジナル飼料(特許出願中)を用いて、100尾以上のシラスウナギ(稚魚)を生産することに成功しました。・・・続きは本誌で
 
 特集 協同農業普及事業の強化と期待〈8〉   (季刊特集著者リスト
 
   スマート農業支援人材としての普及指導員を育成する必要性〈2〉
       秋田県立大学生物資源科学部教授 上田賢悦
 
      高等教育機関が行う社会人向けスマート農業教育
      多様な人材・機関と連携したスマート農業支援人材の育成
      秋田県立大学・スマート農業指導士育成プログラムの構成と学習領域

     
おわり
 
 新たな土地改良長期計画を策定〈1〉
 
   食と暮らしを支える水と土の未来
 
      食料自給力を確保する基盤整備
      土地改良事業をめぐる動き
      前土地改良長期計画を検証する
      水田大区画化はすすんだか?
      強靱化対策は概ね計画通り

     
つづく
 
 2024年度 食料自給率
 
   食料自給率が4年連続して38%
 
      摂取熱量自給率を初公表
      米・砂糖が寄与も小麦減少が響く
      生産額ベースは3ポイント増加し64%
      純国産濃厚飼料自給率が減少
      摂取カロリーの54%は輸入から
 
 鈴木新農相就任会見にみる米政策の方向
 
   前政権の米増産方針を転換
 
      座右の銘は「現場が第一」
      備蓄米政策は原点に立ち返る
 
 黒潮大蛇行終息による漁業への影響
 
   早くも各魚種の回遊に変化
 
      親潮・混合域の高水温が収まる
      大蛇行終息の余波は年内で解消
 
 農林水産予算概算要求の主な事業〈5〉
 
 
〔地域計画を核とした施策の構築〕
外国人材受入総合支援事業/女性が変える未来の農業推進事業/多様な農業人材の意欲的な取組みの推進

〔スマート農業の実用化〕
スマート農業技術活用促進集中支援プログラム/スマート農業技術活用促進総合対策/農業関係試験研究国立研究開発法人の機能強化/スタートアップへの総合的支援/スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート事業
 
     つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 会計検査院が農業用水貯留施設「ファームポンド」の耐震設計が不十分と指摘

 〔畜 産〕 北海道白老町の採卵鶏農場で今シーズン国内1例目の高病原性鳥インフル確認

 〔米麦・食品〕 明治大学の食味試験で備蓄米、銘柄米、輸入米のうち備蓄米が一番に

 〔畑作・果樹〕 農水省によると熱中症対策研修受講者が1.3倍、、実施回数も1.6倍

 〔林 野〕 全森連が第30回全国森林組合大会で「JForest ビジョン2030」見直し方針

 〔水 産〕 26管理年度の太平洋系群カタクチイワシTACが16%増、マイワシは微減