〔週刊農林25年10月5日号〕協同農業普及事業の強化と期待5、会計検査院がため池廃止工事を調査



2025年10月5日号
 


 

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 焦 点 是々非々≠フ初心を忘れず
 
 創業60周年記念行事として、オンデマンド印刷による「カラー化」、製造工程のスピーディ化のため製本を「平綴じ」に刷新いたしました。その後、冊子を綴じているホッチキスが立ち上がり、指を負傷するリスクがあることが分かりました。お詫び申し上げます。ただ、リスクの小さい「中綴じ」を採用するにはオフセット印刷に変更する必要がありますが、そのうえカラーを維持するとなると製造コストが大幅にアップします。購読料の値上げとならないよう、苦渋の選択ながらカラー化を断念いたしました。創業以来の体裁に戻る運びとなりますが、これを機に社訓である是々非々≠フ初心を忘れず、社員一同これまで以上に精進する所存です。
 
 農林抄(論説)    著者リスト
 
  人口戦略会議・最終アピール〈1〉
       人口戦略会議
 
 
 人口戦略会議は、人口減少に対し危機感を共有する有志31名が個人の立場で集い、人口減少という事態に対していかに立ち向かい、持続可能な社会をどのようにつくっていくべきかについて意見交換を行う場として設立したものである。・・・続きは本誌で
 
 特集 協同農業普及事業の強化と期待〈5〉   (季刊特集著者リスト
 
   協同農業普及事業運営指針の改訂と注目点〈1〉
       秋田県立大学生物資源科学部教授 上田賢悦
 
      農業・農村における協働の必要性
      協働に必要不可欠な半当事者
      イノベーションの普及からイノベーションのファシリテーションへ

     
つづく
 
   真価を問われる普及指導員制度とその課題〈2〉
       公益財団法人日本農業研究所研究員 岩元明久
 
      はじめに
      農業とは
       ・農業技術の特徴
       ・農業技術の「農学的適応」と「工学的適応」
       ・グリサポ

     
つづく
 
 総合防除実践ガイドライン〈2〉
 
   関係者一体的取組みへ役割明確化
 
      総合防除がもたらすメリット
      化学農薬防除に対する優位性
      生産現場に浸透するための体制
      総合防除の推進における関係者の主な役割

     
つづく
 
 25/26年主食用米需給見通しを策定
 
   需要量を最大48万d上方修正
 
      算定方式を大幅に見直し
      26年6月末在庫が適正水準超え
 
 会計検査院がため池廃止工事の安全性を調査
 
   5県23カ所が下流域に危険あり
 
      新規水路が既設水路の能力上回る
      ため池廃止工事の手引きを策定
 
 ソーラーシェアリングで農業を再生〈5〉
 
   一時転用許可処理期間に地域差
 
      一時転用許可までに最長2年
      データを活用できる環境づくり

     
おわり
 
 農林水産予算概算要求の主な事業〈2〉
 
 
〔国民理解の醸成・行動変容〕
 国民理解の醸成/食育の推進と食文化の保護・継承

〔食品産業の持続的な発展〕
食品産業の省力化投資促進事業/新事業創出・食品産業課題解決に向けた支援/食品ロス削減・プラスチック資源循環対策
 
     つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 農水省がまとめた4月末時点の地域計画策定状況によると10年後の経営面積は7割弱に

 〔畜 産〕 農水省検討会が豚熱対策強化で第2世代は早めのワクチン接種を呼びかけ

 〔米麦・食品〕 農水省がこども食堂・こども宅食等への政府備蓄米無償交付の申請機会を拡大

 〔畑作・果樹〕 自治体DX推進協議会の調査で鳥獣対策でDX・ICT導入している自治体が3割

 〔林 野〕 24年度国有林野管理経営基本計画の実施状によると、債務返済額が大幅に減少

 〔水 産〕 北西大西洋漁業機関(NAFO)が26年のアカウオTACを大幅削減