〔週刊農林25年3月15日号〕新規就農者の定着率を向上する7、ナガエツルノゲイトウをやっつける



2025年3月15日号
 


 

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 焦 点 有機稲作・大豆作を拡大する
 
 農研機構は3月7日、水稲や大豆の有機栽培を推進する「省力除草、安定生産の水田有機栽培体系の実証と支援アプリケーションの開発」成果集をまとめた。有機農産物を生産する上では、「除草剤を使わない有機農業での省力的で効果的な除草作業体系や、家畜ふん堆肥や油かすなどの有機質肥料によって化学肥料に匹敵する収量を得る施肥体系を確立する必要がある」(農研機構)。そこで、東北と九州の両地域において、両正条植え技術に直交機械除草を組み合わせた省力的な除草体系を確立した。併せて、有機栽培における収量を安定化するため、気候、土壌条件等に応じ、有機質肥料の最適配合を提示できるアプリケーションを開発した。
 
 農林抄(論説)    著者リスト
 
   「日本型直接支払い」の実現に向けて〈2〉
       東京大学特任教授/食料安保推進財団理事長 鈴木宣弘
 
 
 しかし、では、それでも農業の疲弊が加速しているのはどう説明するのか。政策が不十分だから農業危機に陥っているのは明白ではないか。ナラシも収入保険も過去の価格・売上の平均より減った分の一部を補てんするだけなので、農家にとって必要な所得水準が確保されるセーフティネットではないし、コスト上昇は考慮されないから今回のようなコスト高には役に立たない。・・・続きは本誌で
 
     つづく
 
 特集 新規就農者の定着率を向上する〈7〉   (季刊特集著者リスト
 
   新規就農者の定着〜問題把握と取り組みの視座〈3〉
       摂南大学農学部客員教授 柳村俊介
 
      流動性と定着化
      経営の確立@ 成功的経営へのキャッチアップ
      経営の確立A 第三者継承


     
おわり
 
   酪農・肉牛の新規就農・参入者の定着率向上に必要な方策とは〈2〉
       静岡県立農林環境専門職大学教授 長田雅宏
 
      高齢者の離農、酪農家戸数の減少で平均年齢低下
      輸入飼料価格高騰で85%が赤字経営
      都府県は土地持ち非農家となる傾向
      搾乳を停止する前に経営継承が望ましい
      就農1年目の費用は酪農が群を抜く

     
つづく
 
 新たな地球温暖化対策計画
 
   GHGを40年度に基準比73%削減
 
      森林吸収量を2倍に増強する
      家畜由来GHGを削減する
      森林整備と木材製品の2大政策
      新たな吸収源「ブルーカーボン」
 
 改正基本法を踏まえた農業農村整備〈3〉
 
   農業水利施設を迅速に補強する
 
      防災・減災対応は計画上回る
      急施事業を拡充し被害を広げない
 
 ナガエツルノゲイトウをやっつける
 
   水田繁殖した防除技術を開発
 
      茎の断片からも増殖する史上最悪の侵略的外来生物
      2年継続で地下部まで防除
 
 農林水産関係予算の主な事業〈6〉
 
 
〔森林・林業・木材産業総合対策〕
森林の集約化モデル地域実証事業/林業・木材産業循環成長対策/林業デジタル・イノベーション総合対策/建築用木材供給・利用強化対策/木材需要の創出・輸出力強化対策/森林・林業担い手育成総合対策/林業・木材産業金融対策/森林・山村地域活性化振興対策/森林整備事業〈公共〉/治山事業〈公共〉
 
     つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 農水省が3月10〜12日、政府備蓄米の買戻し条件付売渡し契約入札を実施

 〔畜 産〕 農水省が草地開発整備事業計画設計基準改正し、アニマルウェルフェアに対応

 〔米麦・食品〕 農水省が米穀の新用途への利用拡大に向けて基本方針策定へ

 〔畑作・果樹〕 国立環境研究所らがみどり戦略「化学肥料使用量30%削減」は達成可能

 〔林 野〕 環境省がニホンジカ保護管理指針を改定、植生被害低減を促進

 〔水 産〕 水産庁がスルメイカにおける国の留保からの配分方法等を見直し