〔週刊農林25年新年特集号〕新規就農者の定着率を向上する2、2025年度畜産物価格・関連対策



2025年2月5日号
 


 

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 焦 点 八丁味噌GI問題が決着
 
 「八丁味噌」をめぐる地理的表示(GI)問題が1月24日、愛知県岡崎市の老舗メーカー「まるや八丁味噌」「カクキュー」が組織する八丁味噌協同組合を追加登録したことで、ようやく決着した。ことの発端は、GI登録された製法にある。老舗2社は、@天然醸造で2年以上A仕込みは木桶のみB重石は天然石を円錐状に約3d積み上げる等の伝統製法を守り育ててきた。他方、GI登録された製法は、@一夏以上熟成A仕込みはタンクB重石の形状は問わない。また、酒精の使用も認めた。GI登録された「八丁味噌」は伝統的な製法とは異なる生産品であるとして、登録取り消しを求める行政不服審査請求や訴訟を起こしたが、いずれも棄却された。
 
 農林抄(論説)    著者リスト
 
   果物起点の食文化創生〈1〉
       品種ナビゲーター 竹下大学
 
 
 日本の果物はおいしさと美しさとで世界的に評価が高い。また、その多様性においても、世界で類を見ない独自の地位を築いている。南北に長く、四方を海に囲まれ山がちな日本列島では、各地域の環境に適した作物や品種が、細かなパッチワークのように栽培されているからだ。ところが、日本人一人当たりの果物摂取量は、この50年で半分以下にまで減ってしまっている。・・・続きは本誌で
 
     つづく
 
 特集 新規就農者の定着率を向上する〈3〉   (季刊特集著者リスト
 
   有機農業への新規参入:現状と定着に向けた課題〈1〉
       千葉商科大学人間社会学部准教授 小口広太
 
      有機農業に向けられる温かいまなざし
      当たり前に有機農業を選択する若い世代
      有機農業特有の参入障壁
      段階的な就農とサポート源の構築


     
つづく
 
   新規就農者の定着〜問題把握と取り組みの視座〈2〉
     ― 雇用就農者の定着 ―
       摂南大学農学部客員教授 柳村俊介
 
      農業従事者の動向
      重みを増す雇用就農者
      雇用就農者の特性としての流動性
      地域人材としての雇用就農者の定着

     
つづく
 
 解説 2025年度林野・水産予算
 
   林野予算が2年ぶり増加
 
      水産予算は3年連続して減少
      半林半Xによる里山整備を支援
      漁業構造改革総合対策を8%増
      海業振興支援事業を創設
 
 鳥インフル防疫対策緊急全国会議
 
   過去最悪に匹敵する発生ペース
 
      地域でのまん延を防ぐ
      全国どこで起きてもおかしくない
      早期通報が地域を守ることに
      乾燥と風でウイルスが拡散
 
 「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクト
 
   官民共創で農山漁村を救う
 
      自然減が社会減を上回る
      新たな基本計画骨子案を示す
 
 農林水産関係予算の主な事業〈2〉
 
 
〔農業の持続的な発展〕
農業委員会による農地利用の最適化の推進/新規就農者育成総合対策/雇用就農の総合的な推進/外国人材受入総合支援事業/女性が変える未来の農業推進事業/多様な農業人材の意欲的な取組みの推進
〔スマート農業の実用化〕
スマート農業技術活用促進集中支援プログラム/スマート農業技術活用促進総合対策/スタートアップへの総合的支援/農業関係試験研究国立研究開発法人の機能強化
 
     つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 農水省が農業経営基盤強化促進法改正し、農地等の効率利用の判断要素示す

 〔畜 産〕 農水省が生乳取引の季節変動要因判断を明確化し、取引拒める要件明らかに

 〔米麦・食品〕 農水省が米価高騰を理由に備蓄米を買戻し条件付き販売を可能に

 〔畑作・果樹〕 農研機構が北陸で栽培可能なウイスキー向け二条オオムギ「こはく雪」開発

 〔林 野〕 林野庁が23年の木材需給表を大幅に修正、木材自給率は2・3%上昇し43・0%

 〔水 産〕 水産庁がブリに4月からステップアップ管理導入、初年度数量は10万トン