〔週刊農林25年1月25日号〕2025年度農林水産予算



2025年1月15日号
 


 

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 焦 点 キャベツの高騰に悲鳴
 
 農林水産省によると、都中央卸売市場におけるキャベツの卸売価格(12月2〜23日)は、23日に平年比404%と平年の4倍にまで跳ね上がった。主産県において、8〜9月の高温や、12月の低温・干ばつの影響により小玉傾向となっていることが主因。出荷量は1月下旬に向けて回復が見込まれるものの、平年を下回り、当面は値が下がる様相にない。江藤農相は1月10日の閣議後会見で、「消費者にとっては非常に負担だと思う」と慮る一方で、「農家が値上がり分を全部利益として確保できているかというと、そうではない。玉が小さく、出荷量が減れば収入は減る。店頭価格が上がっているから、農家が儲けているということではない」と理解を求めた。
 
 農林抄(論説)    著者リスト
 
   チーズの消費・流通の現状と展望〈3〉
       チーズ普及協議会専務理事 加藤昌弘
 
 
6.チーズの起源と栄養成分
  ではそもそもチーズはどこから来たのであろうか? 所説あるようだが、今を遡ること6000年前の紀元前4000年頃のメソポタミア文明の「ウル遺跡」から、水分(ホエイ)を除去するための素焼きの壺の破片が見つかっており、自然界の乳酸菌が繁殖し乳酸発酵した発酵乳を水切りしたものが原点であると言われている(水切ヨーグルト)・・・続きは本誌で
 
     おわり
 
 解説 2025年度農林水産予算
 
   農林水産予算2年連続で増加
 
      新基本計画推進集中対策を措置
      食料安全保障の強化
      日本型直接支払を拡充・見直し
      国営事業要件を一部拡充
       【付表】
       ・多面的機能支払交付金の見直し・拡充
       ・中山間地域等直接支払交付金の見直し・拡充
       ・環境保全型農業直接支払交付金の見直し・追加
 
   農林水産関係予算の概要
 
 農林水産関係予算の主な事業〈1〉
 
 
〔食料安定供給に向けた構造転換〕
水田活用の直接支払交付金等/コメ新市場開拓等促進事業/水田農業の高収益化の推進〈一部公共〉/小麦・大豆の国産化の推進/加工・業務用野菜の国産シェア奪還/果樹の生産増大対策/花き支援対策/茶・薬用作物等支援対策/GAP拡大の推進/農作業安全総合対策推進/共同利用施設の整備支援/米穀周年供給・需要拡大支援事業/甘味資源作物生産支援対策/協同農業普及事業交付金

〔畜産・酪農の生産基盤の強化〕
畜産生産力・生産体制強化対策事業/家畜・食肉等の流通体制の強化/養蜂等振興強化推進

〔安定的な輸入及び備蓄の確保〕
食料等安定輸入体制確立対策事業/野菜種子安定供給対策事業/国際協力の推進/不測時に備えた食料供給体制強化対策

〔生産資材の確保・安定供給〕
肥料の国産化・安定供給/飼料生産基盤に立脚した酪農・肉用牛産地支援/飼料備蓄・増産流通合理化事業/草地関連基盤整備〈公共〉

〔合理的価格と食品アクセスの確保〕
合理的な価格の形成/持続可能な食品等流通総合対策/食品流通拠点整備/経済的に困窮している者、買物困難者の食品アクセスの確保

〔農産物・食品の輸出の促進〕
サプライチェーン連結強化プロジェクト事業/グローバル産地づくり推進事業/食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備事業/輸出環境整備推進事業/輸出ターゲット国における輸出支援体制の確立強化事業/新市場開拓推進事業/植物品種等海外流出防止総合対策・推進事業/育成者権管理機関支援事業/農業知的財産保護・活用総合支援事業/地理的表示活用推進支援事業/国民理解の醸成

〔食品産業の持続的な発展〕
持続的な食料システムの確立/新事業創出・食品産業課題解決に向けた支援/食品ロス削減・プラスチック資源循環対策

〔農業の持続的な発展〕
地域計画実現総合対策/農地利用効率化等支援交付金/集落営農連携促進等事業/農業経営・就農支援体制整備推進事業/農地中間管理機構を活用した農地の集約化の推進
 
     つづく