〔週刊農林24年12月25日号〕24年度補正予算案を閣議決定、現行酪肉近の対応状況を検証



2024年12月25日号
 


 

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  焦 点 財務省建議に「心配しなくてよい」
 
 財務省の財政制度等審議会分科会は11月29日、25年度予算編成に関する建議をまとめた。水田活用の直接支払交付金については、食料自給率の観点から非効率な飼料用米の交付単価の引下げを25年度予算においても引き続き実施し、27年度以降は交付対象から外し、転作支援や生産コストの補てんによる国民負担を最小化するよう求めた。これに対し、江藤農相は12月3日の閣議後会見で、「政策にはいろんな角度からの論評があってしかるべき」と前置きしたうえで、「財政審からの今回の指摘は受け止めるが、心配はしなくてもよい。これから5カ年を集中的な構造改革の年とし、そのための必要な予算は確保する」と力強く述べた。
 
  農林抄(論説)    著者リスト
 
   水田農業と米の将来像〈3〉
       日本国際学園大学経営情報学部教授 荒幡克己
 
 
 主食用水稲作付面積維持のためには292万dの米輸出又は米粉利用が必要としたが、それは、単収655`を想定した数値である。より高い単収目標、720`を想定すると、この数値は、376万dに膨れ上がる。・・・続きは本誌で
 
  24年度補正予算 食料安全保障を強化する
 
   新基本計画推進集中対策に3千億円
 
      25年度畑地化支援単価を引下げ
      米粉需要創出に20億円を計上
      農林水産業の担い手確保を充実
      和牛肉需要拡大緊急対策を実施
      花粉症対策推進に資金充実
      外国船操業対策を強化
      2024年度農林水産関係補正予算の概要
 
  現行酪肉近の対応状況を検証する
 
   酪農経営は危機的状況に直面
 
      策定当時には想定しえない
      将来見通しが大きく狂う
      国産チーズの動向に固唾をのむ
      生乳がいつ、どの程度回復するか
      1頭当たり乳量と所得に相関なし
 
  改正物流2法の荷主努力義務の判断基準
 
   運送の貨物重量を増加する
 
      運転者一人当たりの一回の運送ごとの貨物の重量の増加
      運転者の荷待ち時間短縮
      運転者の荷役時間の短縮
 
  全国町村会「都市・農山漁村共創社会」実現
 
   農山漁村を消滅させてはならない
 
      農山漁村は参考とすべき先進地
      改めて考える農山漁村の役割
 
  乳用牛の暑熱対策は喫緊の課題
 
   暑熱の影響は2年越しになる
 
      23年は東日本で3割の牛が影響
      乳用牛の暑熱耐性を改良
 
  全農学生「酪農の夢」コンクール最優秀賞
 
   アリスからの贈り物〈1〉
     岡山県立高松農業高等学校畜産科学科2年 坂上 凛
 
 
 私には大好きな牛がいます。名前はアリス。白髪混じりの頬と何を考えているかわからないシュンとした目がとても可愛いです。毎朝、スタンチョンから顔を出し、元気に餌を食べるアリスに「おはよう」と挨拶をすることが私の日常になっていました。・・・続きは本誌で
 
     つづく
 
  農林水産予算概算要求の主な事業〈9〉
 
 
〔水産資源管理と成長産業化〕
内水面及びさけ・ます等栽培対象資源対策事業/経営体育成総合支援事業/スマート水産業推進事業/漁協経営基盤強化対策支援事業/持続可能な水産加工流通システム推進事業/浜の活力再生・成長促進交付金/漁場生産力・水産多面的機能強化対策事業/離島漁業再生支援等交付金/有害生物漁業被害防止総合対策事業/豊かな漁場環境推進事業/海業振興支援事業/水産基盤整備事業〈公共〉/漁港機能増進事業
 
     おわり
 
  農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 東証がカーボン・クレジット市場に「中干延長」「バイオ炭」売買区分を新設

 〔畜 産〕 農水省がランピースキン病で自主的に淘汰した農家を支援する方針

 〔米麦・食品〕 10月31日現在の24年産米1等米比率が15・8ポイント増の77・1%の平年並み

 〔畑作・果樹〕 農水省が次期基本計画で実需者ニーズに応えた産地育成する方針示す

 〔林 野〕 24年度のCLT着工件数が伸び悩み、中層建築物をターゲットに普及へ

 〔水 産〕 WCPFCが小型魚を10%、大型魚50%増枠する北小委員会勧告を採択