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焦 点 基腐病強抵抗性有する「べにひなた」
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農研機構は、サツマイモ基腐病に強い抵抗性を有する青果用新品種「べにひなた」を育成した。南九州の青果用サツマイモ産地では基腐病が多発しているが、現在主に作付けされている「高系14号」と「べにはるか」は基腐病に弱い。「べにひなた」の基腐病抵抗性の程度は強?で、従来品種よりも優れる。基腐病に対する抵抗性検定では、「べにはるか」は収量のうち88・9%が基腐病の病徴を示した。抵抗性程度がやや強?である「べにまさり」でも31・4%が病徴を有した。これに対して、「べにひなた」で病徴を示したのは6・7%にとどまった。農研機構では、特に被害が懸念されている宮崎・鹿児島での普及を見込んでいる。 |
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農林抄(論説) 著者リスト
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中間とりまとめの批判的検討〈4〉 |
東京大学大学院農学生命科学研究科教授 安藤光義 |
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農村政策の優先順位はどうなっているのか 中間とりまとめの「農村分野」の「今後20年を見据えた課題」では「@農村の人口減少の加速化」が最初に置かれているのに対し、それを踏まえた「農村施策の見直しの方向」のトップは「@人口減少下における末端の農業インフラの保全管理」となっており、課題と対策との関係が整合的ではない。・・・続きは本誌で |
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つづく |
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特集 農業マーケティングの新機軸〈4〉 (季刊特集/著者リスト)
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農産物の高付加価値販売戦略〈1〉 |
株_業総合研究所代表取締役会長CEO 及川智正 |
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農業の「儲からない」現実
農業がビジネスとして成立しづらい問題
流通変革によって農業を持続可能なものに
農産物をブランディングする
つづく |
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農産物マーケティングにおけるEコマースの実態と可能性〈2〉 |
名古屋大学大学院生命農学研究科教授 徳田博美 |
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消費者のEコマースによる農産物の購入状況
食料はEコマース購入率が低い
年齢別Eコマース購入率に特徴
「利便性」と「こだわりの商品」が重要な要素
つづく |
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食料・農業・農村政策の新たな展開方向〈6〉
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「デジタル」武器に農村活性化 |
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農村RMOの位置づけを明確化
日本型直接支払いの見直し方向
車の両輪、地域政策の総合化は?
農村に人が住み続けるためには
おわり |
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22年度
食料自給率と食料自給力指標
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小麦・大豆目標達成率が低下 |
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面積増加だけでは達成できない
生産努力目標達成率にみる農業
面積増加も単収低下で収穫減る
小麦・大豆は需給状況が異なる
米・小麦中心の自給力が横ばい
おわり |
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新たな国土の将来ビジョンを示す
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第三次国土形成計画を閣議決定 |
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デジタルとリアルの融合
「デジ活」中山間地域に期待 |
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国際基準のアニマルウェルフェア〈3〉
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肉用牛去勢は生後3カ月以内 |
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肉用牛の飼養管理指針
未経産牛は身体的成熟まで繁殖に供しない
つづく |
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農林水産トップニュース
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〔経営・構造〕 22年の新規就農者が12・3%減の4万5840人と、調査開始以来の最少
〔畜 産〕 高病原性鳥インフル疫学調査チームが22〜23年シーズンの疫学調査報告書
〔米麦・食品〕 米の作付意向調査で米粉用米減少県が大幅に増加。飼料用米はWCS用イネに転換
23年産の水田における作付意向(6月末時点)
〔畑作・果樹〕 21年度の有機農業の取組面積が1400ha増の2万6600haも目標達成厳しい
〔林 野〕 森林総合研究所らが無花粉スギの原因遺伝子を新たに特定
〔水 産〕 水産庁がデジタル水産業戦略拠点3地域を選出 |
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