〔週刊農林23年3月25日号〕食料・農業・農村基本法改正への提言〈8〉、迫り来る「物流2024年問題」



2023年3月25日号
 


 

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 焦 点 「農山漁村女性の日」制定35周年
 
 農林水産業の重要な担い手として、女性が一層活躍することを推進するために、農林水産省が3月10日を「農山漁村女性の日」と定めてから今年で35年を迎えた。制定35周年を記念して、省内の食堂等において3月13日?17日の5日間にわたり、全国の女性農業者の食材を用いたメニューの提供や、加工品の販売を行う「農業女子フェア」を初めて開催した。一般者も利用でき、多くの人たちが女性農業者のこだわりの食材を使ったメニューや、加工品等の買い物を楽しんだ。また、15日には、農業女子プロジェクトメンバーの経営力を強化し、全国の農業女子の新たな出会いとつながりをはぐくむ「第7回大農業女子会」が開かれた。
 農林抄(論説)    著者リスト
 
   メガソーラーによる環境被害を防止〈4〉
       日本弁護士連合会
 
 
  再生可能エネルギーは地元の資源であり、地元自治体が主体的にその活用を図るべきものである。ところが、現行制度の下では、施設の設置場所の選定が事業者に委ねられており、地元自治体が立地の選択に関与する場面は非常に限られている。こうした地元不在の構図が地域住民との間の紛争の大きな要因の一つになっている。・・・続きは本誌で
 
 特集 食料・農業・農村基本法改正への提言〈8〉   (季刊特集著者リスト
   農業をできる人にターゲッティングしないで基本法は機能するか?〈3〉
       宮城大学名誉教授 大泉一貫
 
      農業を担える人材はどこにいるか?
      農業構造は大きく変わっている
      農政課題に対応できるのは1万戸から2万戸程度
      農水省が考える担い手数は、20万戸から100万戸と期待値が大きい
      できるところからはじめるのが筋


     
おわり
 
  持続可能な物流を実現する
 
   迫り来る「物流2024年問題」
 
      物流クライシスを回避する
      ドライバー減少が加速する
      宅配の不在再配達も過重に
      物流2024年問題の正体
      半数が2024年問題を知らず
      旧態依然の商習慣を是正
      契約条件の明確化による取引
      最終報告は「三方良し」を実現
 
  自治体アンテナショップ実態調査〈1〉
 
   新型コロナ禍からの回復顕著
 
      2億円以上に回復する店舗増加
      売上高1億円未満が4割占める


     
つづく
 
  みどり戦略を実現する品種育成方針〈5〉
 
   イネ「スーパー品種」を育成
 
      メタン排出抑制は「根」が鍵
      病害虫・気候変動耐性併せ持つ


     
つづく
 
  農林水産関係予算の主な事業〈7〉
 
 
〔森林・林業・木材産業グリーン成長〕
建築用木材供給・利用強化対策/木材需要の創出・輸出力強化対策/カーボンニュートラル実現に向けた国民運動展開対策/森林・林業担い手育成総合対策/森林・山村地域振興対策/林業デジタル・イノベーション総合対策
 
     つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 見える化農産物実証店舗が100カ所超える。「見える化」農産物対象を拡大

 〔畜 産〕 農水省が和牛肉緊急対策として新規需要開拓に奨励金を交付

 〔米麦・食品〕 23年4月期の輸入小麦価格売渡価格上げ幅を圧縮し5・8%引き上げ
          23年産の水田における作付意向表(1月末時点)

 〔畑作・果樹〕 京都大学の研究で高齢者が地域活動が盛んなまちに住むと野菜・果物の摂取増加

 〔林 野〕 森ハブが林業イノベーション技術リストに新たな技術を追加

 〔水 産〕 水産研究・教育機構がLED船上灯を用いた中型いか釣漁船の収益性改善に成功