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焦 点 みどり戦略技術カタログを改訂
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農林水産省は11月8日、みどりの食料システム戦略の実現に貢献する2030年までに利用可能な技術を追加した「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.2.0)を作成した。作目別に81件の技術を追加収録し、技術開発の目指す姿・目的、期待される効果、みどりの食料システム戦略における貢献分野(温室効果ガス削減等)、これまでの研究開発成果・進捗状況、今後の開発スケジュール、技術の問い合わせ先等を記載した。図表を交えて分かりやすく紹介している。栽培暦の見直しや、環境負荷の低減につながる有用な開発中の技術について、将来の現場普及に向けて開発機関との意見交換や実証・改良の推進等への活用を期待する。 |
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農林抄(論説) 著者リスト
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海洋生態系を温暖化、陸上からの排出と埋め立てと共に一括管理へ〈1〉 |
生態系総合研究所代表理事 小松正之 |
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2019年4月に設置された鹿島平和研究所「北太平洋海洋生態系研究会(略称)」は海洋生態系を取り巻く環境の変化について包括的に検討し、解決策の提示を目的とした。2019年度は「海洋生態系の崩壊と温暖化がもたらす資源争奪戦と食料安全保障」を皮切りに11回の研究会を開催し、中間論点をとりまとめ、2020年度は13回の研究会を経て第2次中間論点を、2021年度は13回の研究会を開催し、総計37回の研究会で検討し、7月に最終提言を公表した。・・・続きは本誌で |
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特集 農協・農業委員会の女性役員登用を考察する〈9〉 (季刊特集/著者リスト)
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農業・農村における男女共同参画〈3〉 |
―女性の役員登用をめぐって― |
福島大学人文社会学群行政政策学類教授 岩崎由美子 |
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ネットワークのもつ力
おわりに
おわり |
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22年度第2次補正予算―食料安全保障の強化―〈2〉
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肥料・飼料の国産化を積極推進 |
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輸入途絶でも安定供給する
農業・食の脆弱さを目の当たり
飼料自給率向上果たせるか
農業・食品生産構造を転換
つづく |
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外的要因に影響を受ける酪農をめぐる情勢〈3〉
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経産牛の早期リタイアに奨励金 |
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2次補正で生乳需給改善対策
酪農生産基盤維持の大事さ
酪農の優位性「後継者がいる」
生乳需給ギャップを早期改善
チーズ原料乳品質向上に奨励金
おわり |
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「農業集落調査」廃止めぐり大きなうねり
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農水省が一転して調査を継続 |
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研究者の熱意が揺り動かす
個人情報保護法が立ちはだかる
委員の対案すべてに反論
農林業経営体が回答する方式に |
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農産物の温室効果ガス削減を「見える化」
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「見える化」農産物を実証販売 |
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生産者に大きなメリット
畜産物でも「見える化」導入へ |
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農林水産予算概算要求の主な事業〈8〉
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〔農山漁村の活性化〕
農山漁村発イノベーション対策(農泊推進型)/農山漁村発イノベーション対策(農福連携型)/情報通信環境整備対策/都市農業機能発揮対策/鳥獣被害防止対策とジビエ
利活用の推進
〔森林・林業・木材産業のグリーン成長〕
林業・木材産業循環成長対策/建築用木材供給・利用強化対策 |
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つづく |
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農林水産トップニュース
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〔経営・構造〕 OECD農相会合が持続可能な農業と食料システムに関する宣言を採択
〔畜 産〕 農水省が飼料添加物指定のデータ提出の手引きに、牛のゲップ中のメタン削減効果のある飼料添加物を追加
〔米麦・食品〕 10月25日現在の22年産作況指数が100で前回から据置き、収穫量は1千トン減
〔畑作・果樹〕 農水省がGI保護制度の運用を見直し。生産実績25年未満でも登録可能
〔林 野〕 21年の森林環境贈与税で森林整備取組み市町村が77%、全額基金積立市町村は6ポイント減少
〔水 産〕 政府がALPS処理水海洋放出に伴う影響を乗り越える新基金を創設 |
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