|
焦 点 野村哲郎氏が農林水産大臣に就任
|
|
第2次岸田内閣が8月10日に発足した。新農相には、自民党参院議員の野村哲郎氏(78)が就任した。野村農相は、鹿児島県霧島市(旧・隼人町)の出身で、JA鹿児島県中央会に入会し、参事・常務等を歴任した。福田・麻生内閣の時には、農林水産大臣政務官(2008年8月ー2009年9月)を務めた。趣味は「菜園作り」で、JA出身でもあるなど、会見では「農業ばかり見てきた」と言うほどの農政通を自負する。就任の抱負では、「小麦・大豆、農産物の輸入が厳しくなってきた。資材、肥料、飼料も高騰しており、農家がやっていけるのかとの思いがある。食料安全保障に向けて精一杯の努力をしていきたい」と力強く述べた。 |
|
|
|
農林抄(論説)
|
|
飼料用米は食糧安全保障の要である |
日本飼料用米振興協会 |
|
コロナ禍で国際的にサプライチェーンの混乱が続いている。とりわけ人の命に直結する食糧においては世界穀物市場の混乱で、かつての穀物ショックに匹敵する穀物価格の暴騰が生じている。加えてロシアのウクライナ軍事侵攻・黒海封鎖により穀物が戦争の武器(取引材料)とされており小麦、トウモロコシ、油糧種子(ヒマワリや大豆)などの流通が阻害され、世界規模の食糧危機が目前に迫ってきている。・・・続きは本誌で |
|
|
|
夏季特集 農協・農業委員会の女性役員登用を考察する〈2〉 (季刊特集/著者リスト)
|
|
JAにおける女性役員の登用をいかに進めるか〈1〉 |
日本協同組合連携機構基礎研究部主席研究員 小川 理恵 |
|
JAで女性の役員登用が進まない理由
女性の持つ「気づく力」と「つなぐ力」
女性理事のアイデアで生まれた「おしゃべりカフェ」が、女性部員や女性職員のレベルアップに
数値目標だけではない本気の「女性登用」を
つづく |
|
農協・農業委員会における女性役員登用の考察〈1〉 |
―女性活躍の事例集について― |
農林水産省経営局就農・女性課女性活躍推進室 |
|
女性登用はなぜ大切なのか?
女性登用に向けた3つのステップと効果
・農協編
・農業委員会編
まとめ
おわり |
|
海外流出防止へ知的財産管理を強化
|
「育成者権管理機関」設立を提言 |
|
海外へ苗木流出、増殖、輸出
膨大な時間、ヒト、費用
育成者権保有者の委託により管理
設置に向けた今後の検討項目 |
|
みどりの食料システム基本方針と計画作成の手引き〈1〉
|
|
みどり法が有する2つの意義 |
|
環境負荷低減事業活動の要件
地域の特性に応じた創意工夫
特定区域指定に法的メリット
つづく |
|
肥料価格高騰対策事業で農業者向けパンフ、要綱
|
|
化学肥料低減15メニューを策定 |
|
5戸以上でグループ申請
注文票のほか、領収書または請求書が必要 |
|
畜産経営者のための自然災害危機管理マニュアル
|
|
日頃より様々な災害を想定する |
|
停電と断水対応を万全に
飼養規模の飲水量を把握する |
|
農林水産トップニュース
|
|
〔経営・構造〕 農水省がみどり法告示案で環境負荷低減事業に水耕栽培を対象に
〔畜 産〕 日本の高病原性鳥インフルエンザの清浄化宣言がOIE公式サイトに掲載
〔米麦・食品〕 農水省が6月末時点の主食用米作付意向集計で4・3万f減少と見込む
22年産米等の水田における作付意向(6月末時点)
〔畑作・果樹〕 肥料高騰に対処へ、JAグループが安価かつエコな肥料開発に着手
〔林 野〕 信州大学ベンチャーが林業と製材・建築の需給マッチングシステム開発へ
〔水 産〕 水産庁の陸上養殖実態の初調査で391事業者、養殖魚種は延べ496種が確認 |