2021年12月25日号
 


 

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 焦 点 子どもの名前ランキング
 
 明治安田生命保険は11月29日、21年生まれの子供の名前ランキングを発表した。女の子は、「紬」が初めて1位を獲得した。男の子は、「蓮」が2年ぶりのトップとなった。「紬」は絹織物、「蓮」は植物のハスを由来とする言葉である。2位以下をみると、男の子はA蒼B湊C樹D新の順。その語意は、樹は「樹木」、湊は「水門」を意味し、蒼は「草のようなあおい色」を指す。女の子は、A陽葵B凛C澪D芽依となった。「葵」はアオイ科の植物であり、冬葵は平安時代に種子を食用や薬用にしていた。同科にはオクラがいる。「澪」は、河川等の底に水流でできる窪地を指す。「芽」は、字のごとくである。農林水産にとって馴染み深い言葉が多い。
 
 農林抄(論説)
 
   長びくコロナ禍での地域観光活性化〈3〉
       大阪観光大学名誉教授/元桜美林大学教授 鈴木 勝
 
 
 今まで観光を人の流れ≠ゥら見ていたが、コロナ禍で物の流れ≠フ「越境EC」の重要性に着目している。コロナ禍での推進は地域に活気を取り戻せ、収束後には訪日客誘致を図れ、同時に物の流れ≠熕キんになる相乗効果である。ところで「越境EC」とは何か。・・・続きは本誌で
 
 22年産主食用米適正生産量と21年産戦略作物等の動向
 
   適正生産量4万f削減余儀なく
 
      想定超える新型コロナの影響
      転作深掘りへ飼料用米以外推進
      20/21〜22/23年主食用米等需給見通し及び需給実績
      21年産主食用米と戦略作物等の作付結果の一覧表
 
 米取引の事前契約研究会・座長メッセージ
 
   事前契約の拡大・深化を実現する
       米取引の事前契約研究会座長(東京大学大学院教授) 中嶋康博
 
      事前契約の目的と機能
      事前契約を巡る現状と課題
      事前契約における価格設定の在り方
      事前契約の拡大・深化に向けて
 
 農業遺産に関する国民の意識を知る〈2〉
 
   認知度向上と誘客は広報異なる
 
     8割が広報が不十分と指摘
     ガイドツアーをどうするか

     
おわり
 
 21年度補正予算 新型コロナ禍で傷んだ経済を立て直せるか
 
   葉タバコ、北海道赤潮に緊急対策
 
      過去最大規模も浮揚効果に疑問
      米の需給と価格安定を図る
      輸出も積極的に対策対応
      喫緊問題への対応
 
 21年度 農林水産関係補正予算の重点事項
 
 
農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略の実施/国際競争力のある産地イノベーションの促進/畜産・酪農収益力強化総合プロジェクトの推進/担い手の育成/木材製品の国際競争力の強化/持続可能な収益性の高い操業体制への転換/米の需給及び価格の安定/新型コロナの影響を踏まえた経済支援と食品産業の強化/ポストコロナ社会を見据えた農林水産施策/みどりの食料システム戦略の実現/家畜伝染病、病害虫の発生予防/緊急対策
 
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 世界農業遺産国際会議2021が「能登コミュニケ2021」を採択

 〔畜 産〕 農水省がアフリカ豚熱対策の侵入防止強化へ今後の対応

 〔米麦・食品〕 農水省が水稲の農産物検査の機械鑑定表示方法の方向性を示す

 〔畑作・果樹〕 農水省が国際水準GAP実施に向けてガイドライン作成へ

 〔林 野〕 林野庁が「林業労働安全の確保に向けたメッセージ」と労働安全で留意事項

 〔水 産〕 WCPFCが22年から大型クロマグロの漁獲枠を15%増で正式合意

週刊農林 21年12月25日号