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焦 点 卵白成分が新型コロナを不活化
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新型コロナウイルス流行によって、アルコール製剤による消毒が欠かせない。しかし、アルコールによる肌荒れや、アレルギー反応等によって使用できない人もいる。こうしたなか、キユーピーは、国際医療福祉大学の松本哲哉・主任教授、帯広畜産大学との共同研究で、卵白に含まれるタンパク質の一つである卵白リゾチームを加熱して変性した「加熱変性リゾチーム」が、新型コロナウイルス(SARS−CoV
−2)を不活化することを確認した。濃度1%の加熱変性リゾチームを用いると、新型コロナウイルスが20秒で99・5%以上という高い割合で不活化された。加熱変性リゾチームは、アルコールに過敏な人でも利用できる。 |
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農林抄(論説)
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飼料用米本作化へ向けての課題と展望〈3〉 |
元東京農業大学教授 信岡誠治 |
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近年、主食用米の消費は減退の一途をたどり、さらにコロナ禍で業務用米需要の大幅減も加わり主食用米の過剰在庫が顕在化、生産者米価はジリジリと下げ続けている。8年前の2013年産米の米価下落のパターンに近い動きを示しており、60`当たり1万4000円割れも時間の問題である。・・・続きは本誌で |
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農業・漁業の企業参入を評する<7> (季刊特集/著者リスト)
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漁業への新規・企業参入が進むのか<3> |
生態系総合研究所代表理事 小松正之 |
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漁業法の改正の熟知度
水産会社/漁業者の意見
結論
おわり |
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2020年度 水産白書
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マーケットインで需要変化に対応 |
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〔4POINT解説〕
1人購入量が18年ぶり増加
読み手を考えた編集
意識と消費のズレを知る
ニーズの把握不足が課題 |
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ポストコロナの経済社会のビジョンと地域脱炭素の方向
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農林水産業成長産業化への方向 |
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骨太の方針、成長戦略を決定
地方への人流を確実に促す
新たな日常に向けた成長戦略
地域脱炭素ロードマップを策定(農村、漁村)
一次産業と再生エネを組合せる |
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国産豚肉と輸入豚肉のおいしさを比較する
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国産豚肉がおいしさで優位 |
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銘柄豚「強いうまみ」
輸入豚肉の味覚の理由を証明
官能評価試験結果 |
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農業遺産・かんがい施設遺産を観光に活用する<3>
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かんがい施設遺産に複合的価値 |
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遺産のアピール手法を選ぶ
訴求できるターゲット層を広げる
つづく |
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農林水産トップニュース
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〔経営・構造〕 農水省が7月1日付組織改革で畜産局を20年ぶり復活
〔畜 産〕 家畜衛生関係法改正し、豚熱ワクチン接種を前倒しへ
〔米麦・食品〕 全中・全農が20年産古米持越し在庫が最大50万dと見通す
〔畑作・果樹〕 緊急事態食料安全保障指針に基づく「早期注意段階」が発動
〔林 野〕 行政事業レビューが林業イノベーション見直し求める
〔水 産〕 水産庁の水産物消費拡大検討会がとりまとめ |