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焦 点 家畜伝染病対策を強化
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野上農相は5月19日、鳥インフルエンザ・豚熱対応の課題を踏まえ、家畜伝染病対策を強化する考えを示した。飼養衛生管理基準の遵守に生産者間に大きな差があることに加え、「豚熱ではワクチン接種の安心感からか、生産者や獣医師の危機意識の低下も見られる」(野上農相)ことから、飼養衛生管理基準遵守に向けて家畜伝染病予防法の厳格適用を徹底する。また、「発生時を想定した埋却地の確保が不十分であったことに起因する防疫作業の長期化、加えて自衛隊の出動要請が相次いだことも反省すべき」と指摘し、家畜の所有者による埋却地の確保または焼却施設との事前協定の締結とともに、自衛隊の派遣要請基準を明確化する。 |
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農林抄(論説)
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みどりの食料システム戦略を問う〈2〉 |
−どうやって有機農業推進を図るかー |
母なる地球を守ろう研究所理事長 長谷川 浩 |
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韓国は、わずか10年で有機+無農薬(化学肥料使用)栽培を日本と同じレベルから10倍の5%に伸ばしました。秘訣は、小中学校に加えて高校の学校給食を有機+無農薬食材に転換したからです。栽培は契約で、流通も自治体が責任を持ってくれるので、農家は安心して生産に取り組めます。・・・続きは本誌で |
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農業・漁業の企業参入を評する<3> (季刊特集/著者リスト)
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耕作者主義の崩壊<2> |
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 山下一仁 |
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農地の圧力団体は誰なのか?
自作農主義の起こりと呪縛
耕作者主義の崩壊
つづく |
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国家戦略特区を改革の突破口に |
経済同友会2020年度規制・制度改革PT |
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現状と課題
意 見
おわりに |
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持続的に発展する農業と多様な人が住み続けられる農村の実現<5>
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「流域治水」の概念を導入 |
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農業・農村を守る強靭化の方向
国交省治水プロジェクトと連携
田んぼダム面積3倍以上目指す
小規模土地改良区支援を充実
《新たな土地改良長期計画》
〔政策目標4〕頻発化・激甚化する災害に対応した排水施設整備・ため池対策や流域治水の取組等による農業・農村の強靱化
〔政策目標5〕ICTなどの新技術を活用した農業水利施設の戦略的保全管理と柔軟な水管理の推進 |
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おわり |
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農作業安全対策の強化に向けて中間とりまとめ
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「人はミスする」が大前提 |
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シートベルトで死亡率1/8に
農業機械の安全装置整備を強化
「回転部への巻き込まれ」を防止
安全性検査が一部機種に偏重
全平均より高い安全基準違反率
「自分ごと」として捉える |
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違反転用への対応状況を明らかにする
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「追認許可」が8割以上 |
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無断転用について寛容な態度?
スマート農業委員会で監視強化 |
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新型コロナウイルス禍による食生活の変化を追う<2>
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夕食にかける時間が延びる |
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家族全員が揃う夕食が増加
20代の1割が外食は週1回以上 |
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農林水産トップニュース
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〔経営・構造〕 農水省が土地改良設計基準・計画「農地地すべり防止対策」改定案
〔畜 産〕 農水省が家畜伝染病対策強化し、自衛隊派遣要請基準を明確化
〔米麦・食品〕 天地人、神明、笑農和が「宇宙ビッグデータ米」栽培に着手
〔畑作・果樹〕 中央果実協会調査でコロナ禍で最も摂取が増加したのは「リンゴ」
〔林 野〕 全国知事会が国産木材需要拡大で提言案示す
〔水 産〕 水産庁が水産物流通適正化制度でナマコ、アワビを適用する考え |