2021年4月25日号
 


 

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 焦 点 家庭菜園の失敗
 
 タキイ種苗の調査によると、家庭菜園で8割の人が失敗経験があることが分かった。例えば、水をやり過ぎると、タネのまわりの酸素が不足して発芽できなくなるため、「土の表面が乾いたら水をあげましょう」とアドバイスする。種まき時期の温度が高すぎても低すぎても発芽しないが、盲点になるのは「種を蒔く深さ」である。多くの植物は発芽するために光を必要としないが、中にはタネをまいてから十分な光を当てると発芽がよくなる「好光性種子」植物(ニンジン、レタス等)もあり、土を厚めにかけると光が当たらずに発芽が悪くなる。「好光性種子」以外は、タネにかぶせる土の量はタネの厚みの3倍程度が目安になるという。
 
 農林抄(論説)
 
   新時代の森林管理・林業経営への提言〈5〉
      −森林所有者の立場−
       日本林業経営者協会青年部会
 
 ここ20〜30年で林業を取り巻く環境と社会情勢は大きく変化した。林業経営状況が悪化しているにもかかわらず、森林所有者に課せられる責任は重くなっている。・・・続きは本誌で
 
 新年特集 農村文化伝承と農村振興をつなぐ<11>    (季刊特集著者リスト
 
   新世界では農村の持つ文化的価値を<4>
       CRC合同会社(地域再生診療所)代表 井上弘司
 
      アイデンティティを地域ブランドにする
      農事暦は面白い
      農村文化で地域振興

     
おわり
 
   農村文化伝承と農村振興をつなぐ<4>
       京都府立大学文学部教授 宗田好史
 
     フランスの農家は別荘とB&B
     都会に住んで親の故郷を守る
     縮小均衡するコミューン
     人口減少で日本の農村も再生−新しい担い手に譲る

     
つづく
 
 「みどりの食料システム戦略」中間とりまとめ<3>
 
   「有機農業」の再定義が必要
 
     生態系・環境貢献を科学的に
     有機農業推進法の見直し必要
     代替型有機農業ではない
     農薬軽減する総合的病害虫管理

     
つづく
 
 乳用牛改良増殖は新たなステージへ
 
   ゲノミック情報の高度利活用
 
      遺伝的能力が飛躍的に増加
      繁殖形質や管理形質の評価が課題
 
 和食文化を保護・継承、そして海外に売り込む<1>
 
   ユネスコ登録認知が薄らぐ
 
      農水省「和食文化の更なる価値創造に向けて」
      海外の家庭内需要を取り込む

     
つづく
 
 2020年農林業センサスを紐解く<7>
 
   林業経営が5年間で6割減少
 
      保有山林面積は規模拡大傾向
      7割の集落が森林保全してない

     
おわり
 
 2021年度 農林水産関係予算の主な事業<10>
 
 
〔水産資源管理と成長産業化〕
漁港機能増進事業/外国漁船対策等/水産多面的機能発揮対策事業/離島漁業再生支援等交付金/有害生物漁業被害防止総合対策事業/漁場環境改善推進事業/有明海再生対策
 
     おわり
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 農水省が全中、日本農福連携協会と農福連携包括連携協定を締結

 〔畜 産〕 ジェネティクス北海道が国内初の無角ホルス種雄牛の精液販売

 〔米麦・食品〕 全中が主食用米試算で米価下落が来秋まで長期化のおそれ

 〔畑作・果樹〕 農水省が改正種苗法に伴う植物品種の海外持ち出し制限を公示

 〔林 野〕 政府が新たなCLTロードマップ策定

 〔水 産〕 水産庁がイカ、サンマ、サケが記録的不漁の原因究明へ

週刊農林 21年4月25日号