2021年3月15日号
 


 

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 焦 点 医者がすすめるお酒は?
 
 霧島酒造が実施した「血栓症と飲酒習慣に関するインターネット調査」で、医師100人が健康維持に勧めたいお酒のトップに「ワイン」(30%)を抑えて、「本格焼酎」(42%)が支持された。人間は、血栓を溶かす働きがある2つの酵素を体内にもっているが、アルコール飲料は、これらの酵素を活性化させる「血栓溶解作用」をもっている。本格焼酎飲用者の飲用後の酵素活性は、非飲酒者の約2・4倍以上、ビール飲用者の約1・6倍、ワイン飲用者の約1・4倍となり、他のアルコール飲料と比べて血栓溶解効果が高い。しかし調査によると、本格焼酎が血栓症の予防に効果があることを知っている人は、わずか8%にとどまった。
 
 農林抄(論説)
 
   新時代の森林管理・林業経営への提言〈1〉
       日本林業経営者協会青年部会
 
 木材自給率は2002年に18・8%で底を打ち、その後、2018年には36・8%まで回復した。木材の総需要量も近年増加傾向にあり、2017年には10年振りに8千万立方メートル台に達し、国産材供給量も2000年に3千万立方bを超えた。しかし、森林を所有し、造林、育林、伐採を行う森林所有者を取り巻く環境は厳しさを増している。・・・続きは本誌で
 
 新年特集 農村文化伝承と農村振興をつなぐ<7>    (季刊特集著者リスト
 
   絶滅寸前の漆伝統工芸の未来<3>
       CRC合同会社(地域再生診療所)代表 井上弘司
 
      諸藩の財政逼迫が興した農山村の変革
      伝統の漆工芸の未来
      鹿皮で伝統の本ニカワを作る
      本物の「茶筅」が消える日
      「和紙」はユネスコ無形文化遺産だが
      身近にあるザ・ジャパニーズ

     
つづく
 
 畜舎に関する建築規制を大幅に緩和
 
   畜舎建築利用特例法を閣議決定
 
     認定畜舎制度を創設
     建築基準法の適用を除外
     畜舎に国産材使用を推進
     計画の認定から畜舎等の利用開始までの流れ
 
 スマート農業の社会実装を加速する<5>
 
   次世代農業者の参入を促進する
 
     スマート農業への関心を醸成
     スマート農業の担い手を育成
     スマート農業技術を海外展開
     スマート農機の世界市場を探る

     
つづく
 
 農業分野におけるオープンAPIを推進
 
   農機メーカーの垣根を越える
 
      API整備ガイドラインを策定
      WAGRIの仕様に合わせる
 
 スギ花粉抑制へ大きな期待
 
   化成品用改良剤に着花抑制効果
 
      無花粉スギ苗を大量増殖
      全国に無花粉スギ分布の可能性
 
 2020年農林業センサスを紐解く<3>
 
   3千万円未満の経営体数が減少
 
      販売金額中間層の構成比上昇
      中間層の減少率一桁にとどまる
 
 2021年度 農林水産関係予算の主な事業<6>
 
 
〔農山漁村の活性化〕
最適土地利用対策/鳥獣被害防止対策とジビエ利活用の推進

〔森林資源管理と林業成長産業化〕
森林整備事業〈公共〉/林業・木材産業成長産業化促進対策/林業イノベーション推進総合対策
 
     つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 全中がJAグループの「不断の自己改革」実践で特別決議を採択

 〔畜 産〕 エコフィードに係る規制が4月から新たな基準を適用

 〔米麦・食品〕 20年産米食味ランキングで埼玉「彩のきずな」が2地域で初の特A

 〔畑作・果樹〕 農水省が農作業安全対策の強化で検討会を設置

 〔林 野〕 林野庁の調査で林業者の2割が経営やめたい

 〔水 産〕 島根県が藻場の状況確認をAIで効率化に着手

週刊農林 21年3月15日号