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焦 点 20年輸出額が1.1%増
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農林水産省がまとめた20年の農林水産物・食品の輸出実績が1・1%増の9223億円となった。鶏卵や米など家庭食向けの産品が増加し、また上半期に低迷した牛肉や日本酒が、販売方法の改善等により、下半期は回復した。8年連続で過去最高額を更新したものの、新型コロナの影響もあるが、ここ3年間は9000億円前半で足踏みしており、1兆円目標も実現できていない。政府は25年2兆円、30年5兆円の目標を掲げているが、野上農相は2月5日の閣議後会見で「海外で消費者ニーズが変化し、家庭向けを中心に増加した。この需要の変化に対応しながら、5兆円目標の実現に向けて輸出拡大実行戦略を着実に実施する」と述べた。 |
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農林抄(論説)
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わが国の輸出拡大への提言〈2〉 |
―RCEPへの過度な期待は禁物ー |
東洋大学名誉教授・国際農政研究所代表 服部信司 |
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昨(2020)年11月15日、第4回RCEP首脳会議において、東アジアを中心とする15か国は、地域包括的経済連携協定(RCEP)を締結・署名した。RCEPへの加盟国は、次の15か国。(1)ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟の10か国:インドネシア、タイ、フィリピン、カンポジア、ラオス、ミャンマー、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、(2)TPP参加国の3か国:豪州、NZ、日本。(3)中国、韓国。 世界の国内総生産(GDP)の約3割(29%)を占める大型のFTAが発足することになった。・・・続きは本誌で |
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新年特集 農村文化伝承と農村振興をつなぐ<4> (季刊特集/著者リスト)
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農村の生活文化<2> |
―農山漁村に刻まれた日本の近代化を辿る― |
京都府立大学文学部教授 宗田好史 |
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農村文化とは何か
伝統文化の現代化
伝統文化の現代化を阻むもの
農村の近代史、近代化と民主化が目指したもの
つづく |
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世界農業遺産の島<2> |
―トキと共生する佐渡の里山― |
佐渡市役所農業政策課里山振興係主任 北見敦史 |
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受け継がれる農耕神事
芸能の継承に向けた取組み
佐渡における棚田保全の動き
生物多様性農業の取組み
新時代の新たな挑戦
おわりに
おわり |
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スマート農業の社会実装を加速する<2>
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導入可能な価格体系を探る |
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スマート農業で利益減少に
実証農家が指摘する課題
実証分析を農家に伝える
経営負担が小さいスマート開発
スマート農業相談体制を充実
つづく |
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新たな土地長期計画案を示す
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新時代到来する土地改良事業 |
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多様な人が住み続けられる
5つの政策目標を実現する
新たな土地長期計画の政策課題・政策目標・成果指標・事業量一覧 |
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2020年農林業センサスを紐解く<1>
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85歳以上の階層だけが増加 |
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農業経営22%減、林業61%減
農業経営体の法人化すすむ
つづく |
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2021年度
農林水産関係予算の主な事業<3>
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〔担い手確保・経営継承の推進〕
農山漁村地域整備交付金〈公共〉/農業人材力強化総合支援事業/経営継承・発展等支援事業/農業経営法人化支援総合事業/女性が変える未来の農業推進事業/農協監査・事業利用実態調査事業/外国人材受入総合支援事業 |
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つづく |
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農林水産トップニュース
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〔経営・構造〕 農水省が冬期の大雪による被災支援対策を策定
〔畜 産〕 農水省が牛マルキン納付再開の考え方を示す
〔米麦・食品〕 消費者庁が未検査米の3点表示(産地・品種・年産)を認める
〔畑作・果樹〕 農水省が国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業の要件を策定
〔林 野〕 政府が間伐特措法を10年間延長し、エリートツリー積極利用
〔水 産〕 帝人が超高耐久実現した漁網を開発 |