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焦 点 サンマ棒受け漁が解禁
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サンマ漁の中心となる「棒受け網漁」が解禁され、各地で続々と出港した。20d未満の小型船の解禁は8月10日、これに続いて20トン以上100トン未満の中型船が15日、100トン以上の大型船は20日に解禁された。水産研究・教育機構が7月31日に発表した、道東〜常磐海域のサンマ長期漁海況予報によると、8〜12月の来遊量は「来遊量は漁期を通じて極めて低調に推移する」と昨年を下回ると見通す。とくに問題なのが、漁期を通じ漁場が沖合に広く分散して形成され、道東沿岸の親潮第1分枝沿いでは漁場がほとんど形成されず、三陸海域への魚群の南下時期も例年より遅く、漁場形成は10月下旬となることだ。過去最低が懸念される。 |
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農林抄(論説)
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新型コロナ収束と地域観光振興〈3〉 |
大阪観光大学名誉教授/元桜美林大学教授 鈴木 勝 |
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「ウイズ・コロナ」や「ポスト・コロナ」を考えて行動をと言っても、有効なワクチンが完成しても、境界の見極めは難しい。最初の「観光復活ステージ」では、日本人の国内旅行で経済再生を目指し、次に「国際観光復活ステージ」で訪日客の再開となると、世界の感染状況を観察しなければならない。現在の模様では、「観光立国ニッポン」で期待する訪日客復活はかなり遅れそうである。・・・続きは本誌で |
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夏季特集 アグリビジネスの新たな展開〈2〉 (季刊特集/著者リスト)
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新たな産学連携研究の仕組み〈1〉 |
―『「知」の集積と活用の場』― |
農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課産学連携室 齊藤恭大 |
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はじめに
農林水産・食品分野における産学連携研究の現状と課題
『「知」の集積と活用の場』の仕組みと現在までの取組について
これまでの具体的な成果・活動事例について
『「知」の集積と活用の場』の
今後の展開について
つづく |
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「Afterコロナ」を見据えた農産物サプライチェーンの再構築〈1〉 |
(株)日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門シニアマネージャー 山本大介 |
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はじめに
これまでの農産物サプライチェーンの概要
次のサプライチェーン変革の主題は「リスク対策」「ニーズ対応」「持続性」
つづく |
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新たな時代に挑み、新たな時代につなぐ「酪肉近」〈肉用牛編2〉
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牛肉嗜好変化に応じた生産構築 |
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輸出目標は現行の18倍に
牛肉消費は減少予測とは裏腹に
適度な脂肪交雑で値頃感求める
3つの取組みで増頭・増産
肉用牛経営指標
肉用牛編おわり |
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農業生産における気候変動適応ガイドを作成
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気候変動をリスクマネジメント |
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「水稲」「リンゴ」を先行作成
既存品種ニーズが高い産地も
温暖化を克服する5ステップ
早い段階から計画的に備える |
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過疎地域を取り巻く環境と人々の動き〈3〉
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条件悪い集落も子育て世代転入 |
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過疎地域集落4割に転入者
過疎地域集落2割に子育て世代
つづく |
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農林水産政策研究所 2029年の世界食料需給の見通し〈7〉
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ブラジルが鶏肉輸出量500万トンへ |
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アジア輸入量は2.7倍見通す
29年の鶏肉に関する地域別予測
つづく |
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農林水産トップニュース
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〔経営・構造〕 A−FIVE検証で投資規模や投資回収の過大に見積りと指摘
〔畜 産〕 19年の乳用牛群検定で305日乳量が過去最高量を更新
〔米麦・食品〕 20年上半期(1−6月)の農林水産物・食品の輸出額が8.2%減
〔畑作・果樹〕 「スマート農業実証プロジェクト(ローカル5G)」実証地域が決定
〔林 野〕 全国知事会が国産木材の需要拡大に向け提言
〔水 産〕 農水省と国交省が気候変動の影響を考慮した海岸保全へ転換へ |