2020年8月5日号
 



  

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 焦 点 こども霞が関見学デーの代替策
 
 新型コロナウイルス感染拡大により、「こども霞が関見学デー」が中止になったことを受け、農林水産省はWe b企画「夏まふり2020」を8月31日まで開催している。こども霞が関見学デーは省内を探索しながら学ぶもので、農水省は省庁の中でもとくに人気が高い。今回、代替イベントとして、We b上で子供達がクイズやゲームなどで楽しみながら食や農林水産業について学んだり、夏休みの自由研究の題材として使ったりできる22のコンテンツを用意した。併せて、国語・算数・社会の難問とともに農林水産業が学べる家庭学習用ドリル「官僚式 農林水産ブートキャンプ14日間」を作成した。大人も挑戦してみては。
 
 農林抄(論説)
 
   新型コロナ収束と地域観光振興〈2〉
       大阪観光大学名誉教授/元桜美林大学教授 鈴木 勝
 
 
 新型コロナ収束まで、観光再生の道筋として2段階を考えた。まずは、日本人国内旅行を推進する「観光復活ステージ」で、次いで、インバウンドや日本人海外旅行を進める「国際観光復活ステージ」である。両ステージで地域の観光振興をいかに推進するかを考える前に、日本人のライフスタイルがどう変化し、観光形態がどう変わるかを見たい。・・・続きは本誌で
 
 夏季特集 アグリビジネスの新たな展開〈1〉    (季刊特集著者リスト
 
   夏花の需要拡大による花き業界の活性化〈1〉
       東京都農林総合研究センター主任研究員 岡澤立夫
 
      夏花(夏に咲く花)の研究のはじまり
      1964年の東京大会もオリンピック向けに花の研究を実施
      夏花研究において解決しなければならない課題
      研究手法の開発から着手、そして夏花の選定へ

     
つづく
 
   新たなJAS認証をビジネスツールに〈1〉
     ―農林水産・食品分野における標準化・国際競争力強化―
       農林水産消費安全技術センター(FAMIC)商品調査課長 渡部英悦
 
      はじめに
      JAS制度とは
      JAS制度見直しのポイント
      JASの対象の拡大
      事業者・産地からの提案による戦略的なJAS制定

     
つづく
 
 新たな時代に挑み、新たな時代につなぐ「酪肉近」〈肉用牛編1〉
 
   規模の大小を問わず増頭を推進
 
     20頭規模以上でコスト低下顕著
     一人あたり牛肉消費量が増加
     4頭未満経営が4割占める
     投資を抑えた経営支援を模索

     
つづく
 
 骨太方針、まち・ひと・しごと創成基本方針を閣議決定
 
   危機を克服し、新しい未来へ
 
     ポストコロナ時代を見据えて
     「質」の高い経済社会づくり
     農林水産資源を最大限活かす
     地方へ人を呼び込む
     樹木採取権をパイロット的展開
 
  過疎地域を取り巻く環境と人々の動き〈2〉
 
   集落機能悪化が一層顕著に
 
     過疎集落2割が機能維持に支障
     50人未満の集落の割合が増加

     
つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔豪雨被害対策〕 政府が7月豪雨による農林水産関係被害支援対策

 〔米麦・畜産〕 20年産主食用面積は微減予測
          20年産米等の作付意向について(6月末現在)

 〔経営・構造〕 農水省がGo To Eatキャンペーンを公募

 〔畑作・果樹〕 JA全中と順天堂大が体験農業にストレス軽減効果を証明

 〔林 野〕 農水省と経産省が木質バイオ発電の成長産業化を検討

 〔水 産〕 水産庁が養殖業成長産業化総合戦略を策定