2020年7月25日号
 



  

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 焦 点 父の日に贈る花のイメージ
 
 日本花き振興協議会は、「父の日」に贈り物をすることが、「母の日」に比べて約半分であるという事実を踏まえ、いろいろな苦労をしているお父さんに花やグリーンを贈り、花がある癒しを家族と一緒に楽しんでもらいたいとの思いから、「父の日に花を贈ろう」キャンペーンを展開した。農水省もこれに協力し、「父の日」に贈る花に関する調査結果を7月17日にまとめた。これによると、父の日に花を贈ったことがあるとの回答は13%で、父の日に贈る花のイメージは@観葉・多肉植物AひまわりBバラの順となった。江藤農相は「母の日だけではなくて、父の日にも花が選択肢に入るよう努力していきたい」と今後に期待する。
 
 農林抄(論説)
 
   新型コロナ収束と地域観光振興〈1〉
       大阪観光大学名誉教授/元桜美林大学教授 鈴木 勝
 
 
 中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」)で、日本は、有効な治療薬やワクチンができるまで、新たな生活様式≠フ下、「自粛と緩和」の繰り返しである。特に、国内や国際の「観光」は感染拡大の危険が高く強い制限も仕方がない。しかし、その収束待ちでは「観光」は再起不能に陥る。・・・続きは本誌で
 
 春季特集 食料・農業・農村基本計画を論断する〈8〉    (季刊特集著者リスト
 
   コロナ・ショックが基本計画の具体化に問うこと〈3〉
       東京大学大学院農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘
 
      コロナ・ショックと基本計画の具体化
      頻発する輸出規制に耐えられる食料自給率を
      一層の貿易自由化を求めるショック・ドクトリン
      量だけでない、質の安全保障も〜日本は危険な食品の標的
      種や労働力も考慮した自給率議論の必要性
      米国産食肉の安さのもう一つの秘密もコロナ・ショックで露呈
      自分たちの命と食を守ろうという機運

     
おわり
 
 新たな時代に挑み、新たな時代につなぐ「酪肉近」〈酪農編3〉
 
   乳用牛乳改良で供給量アップ
 
     生乳生産目標7%増加
     年々増える北海道からの移出量
     酪肉近にかかる我が国の酪農
     北海道、都府県とも意欲的計画
     酪農経営指標

     
酪農編おわり
 
 有機農業推進基本方針と有機農業の拡大〈4〉
 
   基本方針「存在意義」あるものに
 
     目標設定方法を根底から改善
     パーセンテージから数量へ
     需要見通し満たす必要面積
     有機農業産地づくりを推進

     
おわり
 
 中山間地域等直接支払制度
 
   第5期「集落戦略」作成に一本化
 
     棚田地域振興法指定地域を対象追加
     遡及返還は当該農用地のみに
 
 過疎地域を取り巻く環境と人々の動き〈1〉
 
   過疎地域の人口が急減
 
     1集落の平均人口減少率8%
     50人未満の集落の2割で転入者

     
つづく
 
 高齢者の農福連携の実態とあり方〈2〉
 
   「農福連携」認知度に衝撃
 
     首長の大半が関心薄い
     高齢者の農福連携の意義

     
おわり
 
 農林水産政策研究所 2029年の世界食料需給の見通し〈6〉
 
   アジアの豚肉輸入が6割増加
 
      アフリカ豚熱の動向注視
      29年の豚肉に関する地域別予測

     
つづく
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 全農、農林中金がファミリーマートと業務提携

 〔畜 産〕 公立校の夏期休暇短縮に生乳供給をどう対応するか

 〔米麦・食品〕 農水省がノングルテン米粉の製造工程管理のJAS規格案

 〔畑作・果樹〕 農水省が「指定混合肥料」にかかる施行規則等の改正案

 〔林 野〕 国土緑化推進機構が「森林サービス産業」モデル地域を決定

 〔水 産〕 海岸保全施設維持管理マニュアルに離岸堤等の施設管理の点検方法が追加