2020年5月25日号
 



  

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 焦 点 アジの不漁が鮮明に
 
 水産研究・教育機構は5月15日、20年度の日本海マアジ長期漁況予報を発表した。これによると、日本海(西部および中北部)の来遊量は、前年を下回ると予測された。同機構によると、19年度における島根県〜新潟県の主要港における漁獲量は1万8000トン(速報値)で、18年度(2万3000トン)および近年平均(14ー18年度、3万トン)を下回り、漁獲量データを集計している1998年以降で最も低い値となった。同機構では、対馬暖流系の来遊量は4?9月は前年並みと予想しているが、太平洋系は1−6月の予測値は「低水準」という評価となっている。近年、マアジは全国的にも漁獲量が少なくなっているが、原因は分かっていない。
 
 農林抄(論説)
 
   新「酪肉近」への論評〈2〉
      ―大規模酪農経営を巡る3つの課題―
       中村学園大学学長 甲斐 諭
 
 
 肉用牛を巡っては3つの課題がある。第1は本年元旦に発効した日米貿易協定により牛肉輸入が拡大する可能性があり、それに対抗するためには生産基盤強化によるコスト削減が一段と重要になっていることである・・・続きは本誌で
 
 春季特集 食料・農業・農村基本計画を論断する〈2〉    (季刊特集著者リスト
 
   「望ましい農業構造の姿」の変遷〈1〉
       東京大学大学院農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘
 
      2015年と2020年の基本計画における「望ましい農業構造の姿」の変化
      有機農業やCSA(産消提携)の記述の復活と拡充
      今回の「復活」をどう評価するか

     
つづく
 
 新たな食料・農業・農村基本計画〈4〉
 
   農村に人が住み続けるために
 
     食料自給力指標に将来見通し
     現在の食生活は賄えない
     2030年度における食料自給力指標の見通し
     農業労働力等を試算に考慮
     5割以上の地域が人口半分に
     農村振興への3つの柱

     
つづく
 
 国連WFPが新型コロナによる世界食料危機を警鐘
 
   食料危機に直面する人が倍増
 
     人道支援協力を世界に呼びかけ
     学校再開ガイドラインを作成
 
 農業用施設の建設に係る農地転用の実態
 
   特例措置の規制緩和で意見交錯
 
      農業者4割が2アール基準拡大希望
      農業者と自治体で結果分かれる
 
 農林水産業の作業安全性を向上
 
   作業安全技術カタログを作成
 
      草刈りの安全作業と軽労化
      学生発のスマートチェーンソー
 
 新型コロナウイルス感染症への農水省による支援策〈2〉
 
      価格下落に対し経営安定を図る
      農林水産物・食品の輸出
      安定供給と在庫の一時保管
      飲食業・外食店舗の対策
      他省庁による支援策
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・構造〕 日本公庫農調査で収入保険加入する担い手は26%

 〔畜 産〕 農水省が多くの家畜の伝染性疾病の名称を変更

 〔米麦・食品〕 消費者庁が精米年月旬表示の効果明らかに

 〔畑作・果樹〕 農研機構が混合堆肥複合肥料の製造と利用の技術マニュアル

 〔林 野〕 19年の国産材が供給量が1%増、輸入は9%減

 〔水 産〕 水産庁が水産関係公共工事等発注者支援機関を募集