2020年4月5日号
 



  

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 焦 点 国産和牛応援に大反響
 
 全国農業協同組合中央会は3月27日、「和牛を食べて生産者を応援しよう!」と銘打ち、現在実施している「頑張ろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン」を拡充し、国産黒毛和牛ロースステーキの当選者数を250倍の総計5000名と大幅に拡充する新キャンペーンスタートした。全中では当選者数拡大だけではなく、景品の牛肉重量も2倍の800c(1万円相当)に増やした。新型コロナウイルスの影響に伴う外食需要等の減退により、大きな影響を受けている国産和牛生産者の応援が狙い。しかし、これが大反響を呼び、ホームページからの応募申し込みだったことで、アクセスが集中してサイトが表示できない状態となってしまった。
 
 農林抄(論説)
 
   アメリカ農業の現状と展望〈1〉
      ―アメリカの農業所得が大幅減―
       東洋大学名誉教授・国際農政研究所代表 服部信司
 
 
 昨(2019)年5月、トランプ大統領は、アメリカの農家に対し、160億j(1j=110円として、1兆7600億円)の農家直接支援を発表した。2018年には120億j(1兆3200億円)の農家支援を実施しているから、2年連続の大規模な農家支援を実施したことになる。・・・続きは本誌で
 
 新年特集 フードツーリズムで地域を活性化する〈9〉    (季刊特集著者リスト
 
   フードツーリズムの歴史
      ―食と旅はどのように結びついたのか―
       立命館大学食マネジメント学部教授 南  直人
 
      フードツーリズムの歴史的位置づけ
      都市や村落に宿屋兼食堂ひろがる
      自動車普及で旅と食の新しい関係
      食と旅・観光の結びつきは平和の象徴
 
 新たな食料・農業・農村基本計画〈1〉
 
   可能な限り農業生産基盤を維持
 
     食料安全保障の礎「農地」守れ
     荒廃農地発生が見通し上回る
     荒廃農地発生分析は不十分
     荒廃農地発生防止への対策
     担い手集積「8割」に苦言
     世代間バランスをどう是正するか

     
つづく
 
 野生イノシシ捕獲に関する防疫措置の手引き
 
   付着ウイルスを拡散させない
 
     区域ごとに異なる対応
     防疫手法を写真付きで解説
 
 自治体アンテナショップ実態調査〈2〉
 
   インスタによる情報発信が急増
 
      LINE活用はこれからか
      ポケトーク設置の店舗も

     
おわり
 
 我が国の家畜遺伝資源を守る〈2〉
 
   経済的価値高い精液に表示義務
 
      家畜遺伝資源を守る2つの重要法案
      成果冒用行為に刑事罰を導入
 
 農林水産関係予算の主な事業〈8〉
 
      水産資源管理と成長産業化
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・食品〕 JAグループが農泊活用した新たな地方創生

 〔畜 産〕 20年度の加工原料乳交付対象数量を88事業者に配分

 〔米麦・水田〕 政府備蓄米が4年ぶり全量落札

 〔畑作・果樹〕 農研機構がAIによる温州みかん糖度予測を開発

 〔林 野〕 公共建築物の木造率が低下

 〔水 産〕 担当職員不足する市町村を支援へ発注者支援機関認定制度を導入