2020年3月25日号
 



  

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 焦 点 技能実習生不足にJA職員期待
 
 全国農業協同組合中央会の新型コロナウイルス感染症の影響調査で、農業分野の外国人技能実習生が不足していることが明らかになっているが、江藤農相は3月17日の閣議後の記者会見で、中国を中心とした技能実習生約1000人に入国等の目途が立っていないことを明らかにした。江藤農相は「大規模であればあるほど、小規模でも酪農家などはこの影響を多大に受ける」と懸念した。さらに、外国人技能実習生不足による労働対応として、「JA職員で実家が農業や畜産業であったり、そういう経験を持っている方がいる」と述べ、全国のJA職員に新型コロナウイルス感染症による労働不足への農作業支援に期待した。
 
 農林抄(論説)
 
   新型コロナ影響に関する緊急要請
       日本農業法人協会
 
 今般の新型コロナウイルス感染症の流行に伴う対外活動(接触機会)の自粛、学校の一斉休校、出入国の制限、農産物など物品の輸出入の制限又は落ち込みなどにより、農業分野においても大きな影響が発生してきております。・・・続きは本誌で
 
 新年特集 フードツーリズムで地域を活性化する〈8〉    (季刊特集著者リスト
 
   地方都市と農村におけるフードツーリズムの観光商品化〈3〉
       日本フードツーリズム学会会長 尾家建生
 
      フードツーリズム開発の新しい潮流
      欧米における「フードトレイル」の成長

     
つづく
 
   日本におけるフードツーリズムの多様な展開〈3〉
       首都大学東京都市環境科学研究科教授 菊地俊夫
 
      日本各地で台頭するフードツーリズム
      生産空間を利用したフードツーリズム
      消費空間を活用したフードツーリズム
      完成形としてのそばツーリズム

     
おわり
 
 農林水産業の新型コロナウイルス感染症発症に備える
 
   事業継続ガイドラインを作成
 
     6事業種ごとに事前対応示す
     各業種・事業者共通の対応
     業務継続に向け事前の体制整備
     技能実習生対応でQ&A
 
 農林水産省環境政策の基本方針
 
   環境創造型産業への進化めざす
 
     消費者の理解増進が不可欠
     SDGs時代にふさわしい環境政策
 
 自治体アンテナショップ実態調査〈1〉
 
   田舎暮らし・UJIターンに手応え
 
      年間入館者数構成に変化なし
      地元出身者との交流効果は減少

     
つづく
 
 農林水産関係予算の主な事業〈7〉
 
      水産資源管理と成長産業化
 
 農林水産トップニュース
 
 〔経営・食品〕 石川県能登町など4県5市町村を局地激甚災害指定

 〔畜 産〕 新型コロナ対策で学乳支援事業に23億円を措置

 〔米麦・水田〕 全米販と全農が精米商品配送のリードタイム延長を小売・流通に要請

 〔畑作・果樹〕 政府が種苗法改正案を閣議決定

 〔林 野〕 森林総研と九州大学が無花粉スギ精英樹を21系統同定

 〔水 産〕 18年漁業産出額が魚価低下等が響き2.6%減少