2019年12月25日号
 


  

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  焦 点 マックが店舗を木質化
 
 日本マクドナルドは12月16日、林野庁が推進する国産木材の積極的活用に向けたネットワーク「ウッド・チェンジ・ネットワーク」に賛同し、国産木材を外装材として積極的に活用した「マクドナルド五条桂店」(京都)の営業を開始した。同社では今後、新規出店、改装、建て替えをする全国のマクドナルド店舗において、可能な部分で国産木材を外装および構造材の一部で積極的に活用する方針。マクドナルド五条桂店では、店舗外壁の装飾として、国産木材を70平方メートル配置し、黒をベースとした外壁に、木のぬくもりのある色合いが印象的なつくりとなっている。林野庁では同社の取組みきっかけに、多方面で木材利用が進むことを期待する。
 
  農林抄(論説)
 
   IPCC海洋・氷雪圏報告書と水産業の将来〈1〉
       東京財産政策研究所上席研究員 小松正之
 
 
 国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が12月スペインのマドリッドで開催された。本会議の焦点は気温の上昇を産業革命以前に比べて2度以内に抑える目標と石炭からの脱却が焦点であるが、温暖化は海洋水産資源に悪影響をもたらす。・・・続きは本誌で
 
  政府が「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改訂
 
   35年度までに和牛生産量を倍増
 
      高収益作物産地を500創設
      肉用牛・酪農生産拡大を重点化
      総合的なセーフティネット検討
      中山間地域所得向上モデルを創出
 
  安心と成長の未来を拓く総合経済対策
 
   事業規模26兆円の新経済対策
 
      実質GDPを1.4%浮揚
      対処療法にとどまらず
      海外発の経済の下方リスク
 
  「総合的なTPP等関連政策大綱」を改訂
 
   規模の大小を問わず支援する
 
     条件不利地域の生産基盤確保
     肉用牛・酪農経営を増頭・増産
     ポスト1兆円目標を見据える
     林野・水産は政策を継承
 
  わが国酪農乳業の展望ある未来に向けた戦略ビジョン〈3〉
 
   力強く成長し信頼される持続可能な産業を目指す〈3〉
 
     社会の要求に応えるために
     酪農乳業の将来に向けた事業展開の努力目標
     30年度生産目標数量の設定
     行動計画と推進と実行管理

     
おわり
 
  米穀需給及び価格安定基本指針と20年産適正生産量
 
   適正生産量は10万トン減の708〜717万トン
     戦略作物作付面積が減少
     加工用米及び飼料用米が減少
 
  林業イノベーション現場実装推進プログラム〈2〉
 
   「3K」林業からの脱却
 
     作業工程の効率化計画を策定
     イノベーションで労働災害を根絶

     
つづく
 
  農林水産トップニュース
 
〔経営・構造〕 GFVC官民協議会がGFVC構築推進プランを策定

〔畜 産〕 農林水産省の検討会が予防的殺処分対象にASF追加を提言

〔米麦・食品〕 全中が「バケツ稲」の効果を調査

〔畑作・果樹〕 農水省が20年産以降のゲタ対策単価を改定

〔林 野〕 内閣府世論調査で森林の防災機能に大きな期待

〔水 産〕 日ロ地先漁業交渉がロシアへの漁業協力費がゼロで妥結