2019年4月5日号
 


  

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 焦 点 豚コレラ感染防止へ対策強化
 
 愛知県瀬戸市及び田原市の養豚農場で3月27日から3日間で豚コレラの発生が4例確認された。これで16例目となるが、依然として感染被害が収まる気配がない。農水省は追加対策として、連続して発生が確認されている愛知県等において、防疫資材や防疫作業従事者が不足することがないよう全国的な応援体制を確保するとともに、野生イノシシの捕獲、囲い込み、経口ワクチンなど野生イノシシ対策を評価をし、効果が出るよう総合的に推進すること等を決定した。吉川農相は3月29日、都道府県を対象に飼養衛生管理基準の遵守を確認する豚コレラ等家畜伝染病防疫対策会議の開催を指示したことを明らかにした。
 
 農林抄(論説)
 
   外国人労働者活用の課題〈1〉
      ―新たな在留資格制度の創設を受けて―
       東京大学大学院農学生命科学研究科教授 安藤光義
 
 
 外国人労働者については新たな在留資格が設けられ、4月から動き出したが、これは外国人技能実習制度とは全く異なる制度であることを理解する必要がある。 外国人技能実習制度は基本的に技術移転が目的だが、実際は労働者として外国人を導入する制度として機能している。・・・続きは本誌で
 
 人と農村を守る〜災害に強い農村づくり〜〈9〉    (季刊特集著者リスト
 
   人と農林漁村を守る〈3〉
      ―災害に強い地域・人づくり―
       金沢大学人間社会研究域准教授 林 紀代美
 
      災害をイメージし、困り事を多面的に発見しよう
      生活環境の快適化や人材育成・活用と関連づけた活動を
      訓練の改善や防災環境整備に取り組む

     
おわり
 
 ドローン×農業のイノベーション
 
   ドローン農薬散布100万ヘクタールが目標
 
     農業用ドローン普及計画を策定
     幅広い分野での効果を期待
     利用分野ごとに目標定める
     露地野菜経営で肥料散布普及へ
     ほ場センシングに大きな期待
     バリューチェーン構築に一役
 
 19年産水稲の10アール当たり平年数量
 
   多収性品種導入と全もみ数増加
 
     平年収量が増加した背景
     収量が多い品種の導入
 
 スマート農業を社会実装する〈5〉
 
   スマート農業対応する農村整備
 
     技術レベルに合わせた安全対策
     事業着手地区の8割で省力化技術導入

     
つづく
 
 2019年度 農林水産新規・主要事業〈7〉
 
     林業成長産業化と生産流通改革

     
つづく
 
 農林水産トップニュース
 
〔経営・構造〕 農水省が多面的機能支払交付金は「構造改革を後押し」と評価

〔畜 産〕 Jミルクの調査で牛乳を飲まない人は5年間で6ポイント減

〔畑作・果樹〕 農水省が農取法改正を受け関係省令改正

〔食品・技術〕 厚労省部会がゲノム編集食品は届け出制とする報告書まとめる

〔米麦・水田〕 19年産作付動向で18年産米収穫量を上回るおそれ
         19年産米等の第1回中間的取組み状況(2月末現在)

〔林 野〕 林野庁が天皇陛下の御在位30年及び皇太子殿下の御即位で記念分収造林

〔水 産〕 日ロ漁業委員会がロシア系サケ・マス操業を妥結