2001年4月5日号
 

  

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農林抄 (論説/有機食品認証制度への提言)
 
   「有機食品認証制度について」 潟宴Cスボード新潟代表取締役社長 笛木 守
 
 我が社は平成11年米より、国の認定機関である株_業食品検査システム(現潟Aファス認証センター)から、国内初の「有機栽培米」の認証を取得した。生産者からは「なぜ、認証を受けなければならないのか、本当に必要なのか」など、色々意見が出た。当時、私自身も「お客様と我々生産者は、本当に信頼関係の中で取引しているので、今更有機認証を受けなくてもよいのではないか」と思っていた。・・・




特 集 「有機食品認証制度が本格スタート」
 
   「有機食品の認証制度について」
       農水省総合食料局品質課長 内藤邦男
 
       有機JAS規格について
       登録認定機関について
       生産行程管理者の認定及び自己格付について

       
読み切り
 
   「有機JAS認定取得時の注意点」
       日本オーガニック検査員協会理事・ABCフードシステム代表取締役 丸山 豊
 
       有機JAS制度の施行
       有機JAS認定の準備
       ケーススタディ

       
読み切り
 
特 集 「自然エネルギーが拓く21世紀の農林水産業・農産漁村」<9>
 
   「ポスト石油化学のためのバイオマス資源」<4>
       京都大学大学院エネルギー科学研究科教授 坂 史朗
 
       おわりに

       
おわり

  
(新年特集「自然エネルギが拓く21世紀の農林水産業・農山漁村」は今回が最終回です)
 
特 集 「森林・林業基本法(林業基本法一部改正法案)の概説」<1>
 
   「新基本法理念に『多面的機能発揮』」 週刊農林編集部
        〜国・地方公共団体の責務明らかに〜
 
       制定時から現実乖離した林基法
       国に施策推進の責務課す
       「多面的機能」の定義を明文化
       森林と林業の国民理解を醸成

       
つづく
 
トピックス 「野菜セーフガードの政府動向」
 
   「一般セーフガード暫定措置発動へ〜農家所得半減、迅速な発動を〜」 週刊農林編集部
 
 我谷津農相は3月30日に会見し、「ねぎ、生しいたけ、畳表の3品目について一般セーフガードの暫定措置発動に向け、関係閣僚会議で作業開始を指示することに異論はなかった」と日本初の一般セーフガード暫定措置発動に向け作業に入ったことを明らかにした。・・・
 
農林水産トップニュース
 
 総 合
    米国の21世紀の農業生産委が「将来の農政の方向」を農務省に提出、価格下落へ収入補完支援制度創設を提言
 金融・農協
    JA共済3カ年計画の概説<下> コンプライアンス態勢確立とチェック機能強化へ
 構造改善
    農業委員会系統組織が2004年までの改革プログラムで株式会社の活動把握体制整備など
 
農産園芸
    2000年産野菜作付面積が果菜類2%減、豆類3%減、果実的野菜4%減と過去10年で最低
 畜 産
    農水省が口蹄疫対策でEU全域から偶蹄類動物および同由来製品を輸入禁止(3/23)
 食品流通
    食・農・村政策審議会小委員会が食品再生利用基本方針を了承、5年後に再生利用率20%目指す(3/22)
 食 糧
    自主米相場が6ヶ月ぶりに1万6000円台回復。魚沼コシが改正JAS法施行で買い殺到し過去最高値(3/27)
 
林 野
    2000年8月1日現在の林野面積が0・4%減の2491万9000ヘクタール、森林蓄積は25%増
 水 産
    有明海ノリ不作検討委が将来、干潟機能調査で水門開放する考えを示した報告を農相に提出(3/27)