2001年3月15日号
 

  

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農林抄 (論説/農業担い手問題への提言)
 
   「失業者・野宿者に就農の道を」  お米の勉強会代表 村山日南子
 
 我が「お米の勉強会」では昨年来、就農希望者の失業者や野宿者を農村に受け入れてもらえないかと模索している。以前から私どもの会では大阪の日雇い労働者の町「釜ヶ崎」へお米などを送っているが、さらに進んで「困っている人たちを見かねる。給料はそう払えないが手間仕事なら来てもらえるかもしれない。田舎には空き家もある」との農家の心優しい提案が発端である。・・・




特 集 「自然エネルギーが拓く21世紀の農林水産業・農産漁村」<7>
 
   「北欧、ドイツにおける自然エネルギーの取組み」<3>
       自然エネルギー推進市民フォーラム代表理事 飯田哲也
 
       倍増したバイオマスエネルギー
       環境税
       付表・地域熱供給の拡大とバイオマス利用
       付表・環境税によるバイオマス利用への優遇

       
おわり
 
   「里山から見る自然エネルギー開発・供給と農山村の活性化」<3>
        〜日本の農地の生産性と生物多様性を保全する道〜
       里山研究会会長・元京都大学生態学研究センター助教授 田端秀雄
 
       バイオディーゼルの提案
       日本における見通しと展望

       
おわり
 
   「バイオマス利用した燃料生産と地球環境守る新しい農業」<3>
       農林水産省草地試験場育種資源研究室長 中川 仁
 
       どのような栽培を行うか
         (1)バイオマス原料の生産地
         (2)バイオマス原料用牧草の育種
       おわりに

       
おわり
 
 
特 集 「水産基本法案の概説」<1>
 
   「初めて水産業全体を対象に政策方向示す」 週刊農林編集部
 
       沿振法から施策の対象を拡大
       水産資源の現状認識を「良好」から「限りある」に改定
       国民に対する安定供給を強調
       付表・水産基本法の目指すもの

       
つづく
 
 
農林水産トップニュース
 
 総 合
    農水省の農業経営政策研究会が初会合、経営所得安定対策の対象農家となる育成すべき経営は208万戸(2/22)
 金融・農協
    自民党農林水産部会が農協改革2法案を承認、法人経営も正組合員加入可能、農林中金貸出範囲拡大など(3/8)
 構造改善
    農水省が改正農地法施行で運用について長官通達。すべての株式を譲渡制限など(3/1)
 
農産園芸
    日本チェーンストア協会がセーフガード発動に選択肢制約で生活者利益損なうと反発(3/5)
 畜 産
    中酪が2001年度生乳計画生産を0・4%増の773万1000トン決める。県別配分仕組み大幅改正(3/6)
 食品流通
    農水省食品ロス調査によると、家庭での食べ残し率(ロス率)7・7%、外食産業5・1%
 食 糧
    香川県がASWに匹敵する小麦新品種「さぬきの夢」開発、県産100%原料「讃岐うどん」実現へ一歩
 
林 野
    全木連のSG意向調査で木材加工業の65%が発動に賛成したが、国産材供給面に不安大きい
 水 産
    FAO水産委員会が鯨類の漁業影響調査分析をFAOが進めていくことで合意(2/26〜3/2)