2000年12月5日号
 

  

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農林抄 (論説/21世紀の農村像づくりへの提言)
 
   活力ある農山村をめざして  宮崎県綾町長 前田 穣
 21世紀は、食料・環境・地球温暖化が大きな課題となろう。なかんずく食料供給を行っている中山間地域に身を置く者として、現下の農業情勢で推移するならば、早晩農山村の活力が失われるのではないかと危惧の念を抱いている。・・・

 

 

 

特 集 「概説・食料・農業・農村基本計画」<6>
 
   「緑黄色中心に野菜作付2万ヘクタール増」  週刊農林編集部
 

     馬鈴薯は3万5000トン輸入と置き換え

     砂糖黍増収で1割増160万トン台

     お茶は輸入量の半分を代替し9万トン確保

     (1) 甘薯の生産・自給率目標

     (2) 馬鈴薯の生産・自給率目標

     (3) 野菜の生産・自給率目標

     (4) 甜菜の生産・自給率目標

     (5) 砂糖黍の生産・自給

     (6) お茶の生産・自給率目標

     つづく     

 
 
特 集 「概説・2001年度畜産物価格関連対策」
 
   主な新規事業  週刊農林編集部
 
     限度数量13万トン削減
      
新たな対策フォローアップ推進事業/国産生乳需要拡大推進事業/
        生クリーム等生産拡大促進事業/酪農安定特別対策事業
 
     経営体・担い手対策
      
畜産経営総合改善指導事業/飼料増産受託システム確立対策事業
 
     畜産環境対策等の推進
      
畜産環境緊急特別対策事業/土地利用型酪農推進事業/畜産衛生環境整備円滑化事業
        /国産粗飼料増産緊急対策事業/草地畜産拡大対策事業
 
     家畜改良と飼養管理
      
畜産新技術開発活用促進事業/優良乳用牛群整備促進事業
 
     畜産経営対策
      
畜特資金/肉用牛肥育経営安定対策事業/肉用牛生産基盤安定化支援対策事業
 
     衛生・安全対策
      
家畜防疫互助基金造成等支援事業
 
 
トピックス 「野菜・木材セーフガード発動に向けて」
 
   「農水省が大蔵・通産に政府調査開始を要請」  週刊農林編集部
      〜農水省内に独自基準を設定〜
 
 谷洋一農相は11月24日、大蔵・通産両大臣にタマネギ、トマト、ネギ、ピーマン、生シイタケ、い草の6品目の農産物でWTO協定に基づく一般セーフガードを発揚するための政府調査を開始するよう求める要請書を提出した。・・・
 
 

農林水産トップニュース

 

 総 合

    農水省が食・農・村基本計画実施プログラムを発表、総合経営安定対策検討へ

 経 済

    改正健康保険法が成立、高齢患者の医療負担1割に(11/30)

 構造改善

    21世紀農村像について農水省懇談会で川勝国際日本文化研究センター教授が提言

 農産園芸

    農水省が緊急野菜対策と今後の果樹対策まとめる。野菜産地立て直しへ30億円の助成措置(11/30)

 畜 産

    世界税関機構HS委員会がハイファット・クリームチーズは「バター類似品」と判断(11/13〜24)

 食品流通

    厚生省が腸炎ビブリオ対策で水産食品加工に新基準策定(11/28)

 食 糧

    2000年産小麦の作付面積が18万3000ヘクタールと1年目で生産努力目標を達成

 林 野

    気候変動枠組条約第6回締約国会議(COP6)が吸収源めぐり紛糾(11/25)

 水 産

    大西洋まぐろ類保存国際委員会特別会合が5カ国からのメバチ輸入禁止を採択(11/13〜20)